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プロジェクトマネージャーは、最高のアウトプットのために、最高のチームをつくる人

プロジェクトマネージャーを1年半ほどやってみて、少しずつその本質が分かってきたような気がするので(まだまだ体現できてないけど)、メモしておきます。

プロジェクトマネージャーの役割とは?

最高のアウトプットをするために、最高のチームをつくること。

僕が思うに、プロジェクトマネージャーの役割は、これに尽きると思っています。本を読んだりググったりすれば色々な意見が出てきますが、結局はチームとしてのアウトプットをどう最大化するかを工夫する人、なんじゃないかなと。

そのためには、特に以下の4点がポイントだと考えています。

1.熱量高く巻き込む

やる気のないチーム、適当に進める仕事からは絶対にいいアウトプットは生まれません。だから、メンバーを巻き込む時点で、プロジェクトの意義に共感してもらい、コミットメントを高める必要がある。そして、進行中はその熱量を高く維持し続けておくことが大事です。

2.向かう方向を合わせる

つまり、認識合わせです。何のために、何を、どう作るのか。当たり前のようで、ここを疎かにしているプロジェクトが多い気がします。重要なのは、メンバー全員に対して、「部分」ではなく「全体」を共有すること。各人のタスクが、最終的にどう繋がるのか。それが俯瞰的に可視化されていることが大事です。

3.役割と期日を明確にする

プロジェクトでの事故は、役割分担が曖昧な場合と、期日が不明瞭な場合に多く発生すると思います。そのため、各タスクの責任者を明確にして、いつまでに、○○さんがこれをやるんだ(本人の責任で創意工夫してベストな形に仕上げるんだ)、という状態をつくることも大事。ここまでできれば、プロジェクトは自走するはずです。

4.その上で、障害があれば取り除く

プロジェクトが走り始めると、さまざまな問題や障壁が発生すると思います。他プロジェクトとの干渉、ステークホルダーからの要望、想定外のスケジュール遅延など。その際に、それらを一つひとつ解決して取り除いていく(場合によっては仕組みで解決する)こともまた、プロジェクトマネージャーの大事な役割だと思います。

最高のチームをつくるために、大切にしたいこと

必ずしも「プロジェクトマネージャー」というポジションでなくても、ビジネスでは何かをチームで成し遂げる場面が多いと思います。一人のビジネスパーソンとして、僕が大切にしたいことが2つあります。

A.まず自分がオープンである

円滑にプロジェクトを進めるためには、チームの信頼関係、心理的安全性を高めることが重要です。そのためには、メンバーの相互理解が必要になる。他者に心を開いてもらうためには、まず自己開示をすることから始まると思っています。隠し事をせず、オープンにコミュニケーションを取るのはもちろんですが、自分がどんなキャラで何を考えているのかを積極的に発信していくべきだと感じます。

B.誠実である

とても基本的なことですが、ちゃんと「ありがとう」と「ごめんなさい」を言うことです。チームのパフォーマンスは、その雰囲気に大きく左右されます。そして、雰囲気を作るのは日々の些細なコミュニケーションの積み重ねだと考えています。感謝と謝罪は、コミュニケーションの基本。プロジェクトマネージャーは、率先していい雰囲気を作れる人間でありたいと思っています。

強いプロジェクトマネージャーになれるよう、頑張ります!

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