noteの存在を忘れてた訳じゃないけど、文章の感覚は完全に忘れてる
7月になりました。俗に言うシモハンキンポーです。
人によっては「コロナ禍から明けた」という言い方に切り替わって2ヶ月ほど経ちました。
その影響がもろにあって、このところ僕は、毎月何かしらの本番があって毎月どこかしらの舞台に立たせてもらっています。
それは去年までの自分からすると喉から手が出るほど待ち望んだ状況で。
去年一昨年あたりは冗談抜きに暇になりたくなさすぎて、“来たるべき、忙しくなる時に向けて今のうちにスケジューリングを上手くなるべく”と言って「時間術大全」「段取りの教科書」「考えすぎない人の考え方」とかの本を読んでました。どこかやっぱり焦っていました。
想像してみて下さい、「考えすぎない人の考え方」の本を手に取る人の煮詰まり感を。
いざ今年、稽古・本番のペースが上がってきた時は、意外と心持ちは粛々としていました。
コヒツジズのラジオや集いのラジオで、いろんな俳優さんやパフォーマーさんから「仕事戻り始めの突然ハイペースは身体を壊す」「そうじゃなくてもハイペースで舞台出演を入れるのは本当に気をつけた方がいい」という事を聞いていたので、
まずは健康に留意して。そして宣伝をやりくりして。スケジュールと、いろんな面での実力と、なんだか複合的な問題をいくつかすり抜けながら。
あと望めることならば気持ちよく経験を積ませてもらえたらありがたいなぁと、祈りにも似た気持ちで稽古やリハーサルへ行く上半期でした。
今年の場合、偶然にもありがたかったのは、取り組む仕事のジャンルが少しずつズレていたことでした。
取り組むジャンルが変われば自動的に気持ちも切り替わるし、それぞれのジャンルのプロフェッショナルとお会いする機会というのが、それはそれは面白く。
稽古期間や、仕事を一緒に取り組む中で「ひょっとしたら自力じゃ10年かかっても知れないことだったな」と思うこともたくさん伺えたり。
それはきっとネットラジオならばたくさん話せたし(じゃあ話せばいい)、
きっとnoteでも、それはもう面白おかしく書けたことでしょう(じゃあ書けば良かったでしょう)。
せめて具体的なエピソードをひとつだけ書こうと思って、というか結構書いてたのですが。
ここから妙な長さになってしまうのも何だし。かい摘んでまとめようとしても全然まとまらず。
文章書くのってこんなに苦戦するもんだっけとへこむぐらい時間がかかり、一回コンビニでプリントアウトしてから推敲、とかしても全然すっきりしない。
というかというか、本番の前週になってまで3日以上かけてやることか?!とすら思ったので、今回そこは大幅に割愛します。すみません。
いつかラジオとかで、折に触れて少しずつ話せたらいいのかなと思ってます。(文章にするのは諦めました。)
今年は海外渡航の復活の影響もあって、仕事の中で海外の文化を感じることが増えてきました。
直接的に環境に触れた、浴びたという点ではイタリアオペラの来日ツアーですが、戯曲を具現化するために探究するという作業も含めれば、日本人だけで演じるシェイクスピア公演や、韓国新人劇作家シリーズも立派な“海外めいてる”お仕事で。
5月はイギリス人の気質、6月はイタリア人の気質、7月は韓国人の気質を感じたり考えながら演じることは、ジョジョみたいで面白いです。(ジョジョみたいか?)
今僕は国で言えば韓国篇の真っ只中です。
もともと好きな事もあって作業BGMも“公衆道徳”(韓国のバンド)かK-POPか、ポン・ジュノ映画のサントラとかです。たまには洋画もと思って「セブン」のサントラを流してみたら怖すぎたのですぐ止めました。
最後に出演のお知らせも載せます。それではまた。
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