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優先度の低いことに時間を費やすほど、人生は長くない

シンガポールに10年駐在していましたが、本当に仕事で多忙を極めていました。

その中で、ある日、日本で家族や親友と過ごすことに決め、1週間休みを取りました。

したいことは待たずに今すぐする。
人生はそれほど長くはない。
体力や気力も今と同じレベルでいることは難しい。

だからこそ、今やりたいことは、先延ばしせず、すぐやろうと決めていたのに、仕事の忙しさから、いつしかそれを忘れていたことに気が付いたからです。

自分がワクワクする度合いで、時間の使い方の優先順位を決める。
判断基準は、意味があるかどうかではなく、やるべきかどうかでもなく、シンプルに自分がワクワクするかどうかだけ。

それが1番自然体でいられて、結果、楽(らく)なのです。

そして楽な時が1番、人生の豊かさを感じるんですよね。

楽というには、サボっているという感じじゃなくて、自分の人生を自然体で過ごしているイメージです。

それは、したいなと思うことを最優先にして自分の時間を使っていることのような気がします。

興味度合いが高くないものや、自分の価値観に合わないこと、無理やり自身を納得させているようなもの、自分が得意では無いことに時間を使うことを控えています。

いままでも、比較的そのように生きてきているのですが、長く生きていると、
「自分を納得させる術(なんでもある程度面白いと思えるスキル)」
も身につけますよね。

このスキルはとても重宝するのですが、人工的というか、頭はその楽しさを理解している一方で、心が喜んでないことに気づく時があります。

いわゆる「(無理矢理にでも)楽しまなきゃ」と反射的に思ってしまう癖。

だから時に、

●自分自身をロジックで納得させているのか、
●心の底から興味関心があってやっているのか
を振り返るのも大事だと思っています。

わがまま(我の儘)に生きるというのが好きです。人様のご迷惑にならないようなワガママ。それが1番ラクなんですよね。

わがのままに、という領域も、どんどん変わっていて、楽しいと思うことは日に日に変化するようにも思います。

諸行無常。

万物は移ろい変わるので、なんでも変わります。
自分の取り巻く環境も変わるし、自分自身も変わる。
興味関心の領域も変化して当然。
むしろその方が自然なんだろうなと思っています。

ワガママな時間の使い方(=人生)に、ただならぬ理解をしてくれ、付き合ってくれる家族と親友たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、急遽1週間休みを取り、そういう最高の人たちと一緒に過ごしていた休暇は最高でした。

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