日本のスターバックスのサービス体験は最高

日本で滞在している場所の近くに、2軒のスタバがあります。

どうしても購入したいスタバのマグカップがあるのですが、オンラインでは在庫切れ。

もしかして店頭にあるかなと思い、その2軒内の1軒に行きました。店頭の商品棚を確認したのですが、ディスプレイがなかったので、早々にお店を出て、もう一軒の方に向かいました。

そしたら、なんと！商品棚にディスプレイされているではありませか！

ここにあったのね！と、とても嬉しくなり、店員さんに、興奮気味に「これを、いただきたいんですが」とディスプレイを指しながら伝えました。

店員さんは、「こちらはディスプレイ用ですので、在庫があるか確認しますね。お待ちください」と言って、裏の方に行かれました。

そして、

残念！在庫がありませんでした。

店員さんが「もう1店舗（近くの店舗のこと）の方、行かれました？」と聞いてくれたので、

「はい、先ほど寄ってきたのですが、店頭にはおいてなかったんです」と伝えると

「そうですか。店頭においてなくても在庫があることもありますので、今からそちらのお店に一緒にみにいきましょうか？」と言ってくださいました。

それはさすがに申し訳ないと思い、「ありがとうございます。でも皆さんお忙しいようですので、お気持ちだけいただきます。もう1店舗の方に行ってきますね」と伝えると、

「今、お店は大丈夫ですので、一緒に行きましょう。」と一緒に来てくれました。

そしてもう1店舗の方でも、店頭を確認くださり、
「裏の在庫をみてきますので、ちょっと待っていてください」と言って、中の方に入っていかれました。

そして中に行く途中で、紙コップにドリップコーヒーを淹れてくださって、

「こちらどうぞ。こちら飲みながら、ここで座って待っていてください」と

コーヒーを渡してくださいました。

なんという、やさしさ！

感動しました。

2脚のマグカップを探していただけなんです。
なのに、とても丁寧に対応くださって、ジーンと来ちゃいました。

結局、在庫なかったのですけど、そのマグカップを購入するよりももっと大切な、最高の瞬間をいただいたような気がします。

スペシャルな体験に感動でいっぱいなんですが、それ以上に、「感動を作り出す」お仕事をされている方にお目にかかる喜びと言いますか、素敵な方々に出会えたこと自体が嬉しいです。

そして、日本はこういう仕事をされている方が、本当に多い！

素敵な国だなと思います。

私は、MBAで教えているのですが、専門分野は「サービス・マネジメント」と言われる分野です。

サービス業のビジネスマネジメントなんですが、なんといってもこの「サービスで生み出される感動モーメント」の領域が一番興味関心があります。

MBA的に、感動が生まれる瞬間というのは、「期待値を超える体験が起きた瞬間」のことを指すのですが、日本では至る所で、この感動モーメントが生まれていることがすごいですよね。

特に、日本のスタバは最強だと思います。

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今回の投稿を読んでいただきありがとうございます！

海外駐在10年（シンガポール＆東南アジア）を経て、現在はMBA教授をやっています。

NOTEでは仕事を100倍楽しむための思考の習慣を思うままに書いています。

海外拠点の社長も務めさせていただいた経験から、日本はもとより世界で活躍する人を尊敬＆全力応援しています。これからもよろしくお願いいたします！

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