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働く人の生きづらさを軽減し生産性も高めるピアラーニング

どうも、山本タケルです。

僕は、働き始めてから「生きづらさ」という感覚を強く感じるようになりました。ちょっとひいた目線で眺めてみると、子供の頃から「生きづらさ」という言葉にはできていなかったけど、どこか違和感を感じていたような気がします。

生きづらいとは?

ただ、大人になって、どうも世の中ってのは生きづらいものなんだと気づいたというか、言語化できたことで、僕は「実は生きづらいと思ってる!」ということに気付けたんだと思います。

で、なんで生きづらいのか?という違和感の正体は、商業主義と幸福感が比例しないということだと考えています。

お金と幸せはあまり関係ない

商業主義と言うのは、生産性を高めること。簡単に言えば、いっぱい利益を出すこと。一方で、幸福感と言うのは、単に幸せであると感じること。

で、大人になって、働くのが当たり前になったときに、この幸福感というのがとてもやっかいで、生きづらさを感じるようになりました。

というのが、頑張ってお金を稼いでいても、なかなか幸せにならないっていうことでした。お金を稼いで、どんどん使って、好きなものを手に入れて、住みたいところに住んで、好きな人にプレゼントをしても、どこか空虚な感覚がありました。つまるところ、「全然幸せにならないじゃん」ということ。

本質は貢献すること

とは言え、幸せじゃないってことにもなかなか気付けず、仕事を頑張ることに疲弊しまくり、あっけなく体調を崩し、頑張っても頑張っても、一向に幸せにならないことに心が疲れ切ってしまっていました。


経済は「競争」では繁栄しない

そんなときに出会ったのが、人の紹介で教えてもらった「経済は競争では繁栄しない」という本でした。その本の中では、人への貢献が経済を良くしていくと言う考え方を提唱していました。

そして、経済の繁栄は結果的に起こるものでゴールではない。そもそも、大事なのは、人に貢献し、喜ばれることによって、人間は幸福になれるということが書かれていました。

僕にとっては衝撃的でした。

今まで、経済的に良くなるように頑張ってきたけど、お金やビジネスがうまくいくことを目的としていても、全く幸せにはなれないと言うこと。そうではなく、目の前の人に集中し、その人に喜ばれることをすれば、人間は幸福感を感じることができるという、至極当たり前のことなのです。

が、そんなことを教えてくれる人は、今までいなかったので、目から鱗でした。

人に貢献する=幸せ

目の前の人に喜ばれて、自らが幸せになれる。そして、結果的に経済が発展していくという順番がめちゃくちゃ大事なのです。このことを知って、僕自身はとても気が楽になりました。

「人に貢献する=幸せ」を企業研修に取り入れる

そして、ひとりでも多くの人に、特に幸福感を感じられずに働いている人に知ってもらいたいと考え、「人に貢献する=幸せ→経済発展」という順番を法人向けの研修に盛り込んで、提供し始めました。

コラボレーションを生み出すアクティブラーニング

ピアラーニング

研修は「ピアラーニング」という手法で、非常にシンプルなものです。参加した方が、日頃の仕事で悩んでいること、課題と感じていることなどなどを喋ってもらいます。

ただ、喋ってもらうことがめちゃくちゃ重要で、とても良い効果があります。どう良いかと言うと、一緒に働く人の悩みや課題、得意や不得意などを周りの人が知ることで、一気にコラボレーションが生まれ始めるのです。

お互いの課題が知れるだけで、チームの雰囲気が良くなり、自然と生産性が上がり、仕事の成果がジワジワと向上していきます。

ダイバーシティからインクルージョンへ

引用:人事が知っておくべきインクルージョンとは? 事例を交えて解説

自然とコラボレーションが進んでいく状態は「インクルージョン」と呼ばれています。インクルージョンとは、個性を受け入れ、能力を発揮している状態のことです。

喋ってもらうと言う、たったそれだけのことで、どうして成果が上がるのかが不思議に感じられますが、冷静に考えればとても理にかなっています。

というのも、普段一緒に働いていても、ヒトは周囲のスタッフがどのようなことで悩み、困っているかを認識できていません。また、自分自身の価値観や固定概念に基づいて、見えている世界を評価・判断しています。

だから、コミュニケーションの少ない現場では、さらにコミュニケーションが減り、お互いを知らず知らずのうちに「価値の低いヤツ」と決めつけてしまうような負の連鎖に陥る可能性が高まります。

ピアラーニングが生み出すのは、人に貢献する行動

逆に、コミュニケーションを意図的に作ってあげてお互いの状況を確認し合うことで、相手を気遣う行動が生まれるきっかけができます。すると、さらに相手を気遣う言動が増え、コラボレーションが加速していきます。すると、生産性が上がると言う流れです。

このときに、非常に重要なポイントが、相手の課題や困っている状況を知ると、そのヒトに対する必要な手助けが明確になると言うことです。人間は、明確になることで、適切な行動を行える生き物です。つまり、自然と目の前のヒトに貢献できるようになるのが、ピアラーニングという手法なのです。

これまで、試行錯誤を繰り返しながら、経営者や個人事業主、企業で働くスタッフの方々にピアラーニングを提供してきました。ありがたいことに、ピアラーニングを受けたことで、チームの幸福度が上がったり、生産性が上がったり、嬉しい声をたくさん頂いています。これまで頂いたのは以下のようなコメントです。

  • 幸福度を感じられるようになった

  • 一緒に働く人の気持ちになれた

  • 一緒に働く人に貢献できることが分かって嬉しかった

  • チームに貢献できることが自分にもあると知れた

  • チームの雰囲気が良くなった

  • あまり面識のない人とも親近感がわいた

  • あまり交流のない人と一緒に事業を始めることになった

  • コミュニケーションが増えて仕事が楽になった

  • 仕事の効率が良くなり、残業が減った

今後も様々なジャンル・規模感のチームに対してピアラーニングの機会を提供していきたいと考えています。もし体験してみたい方は、ご連絡をいただければ幸いです。

ピアラーニング体験会について

  • 参加可能人数:最大5人

  • 体験料金:おひとり当たり3,000円+交通費

  • 必要な時間:1時間半〜2時間

  • 事前にヒアリングシートへの記入も必要です

お問い合わせ

山本企画/Takeru Design Studio
takeruy1206@gmail.com

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。感謝申し上げます🙏

山本タケル

参加者の声

地域に根差した会社の男性スタッフの方(28歳)

他スタッフの考えや思考をなんとなくこちらで感じていたことだけではなく、言葉になることで改めてこう感じていたんだ、考えていたんだとわかったので今後コミュニケーションがとりやすくなるだろうなととても感じました。

地域に根差した老舗企業の女性スタッフの方(23歳)

それぞれが仕事や自分のことをどんな風に考えているのかがわかりました。もっと話しかけてもいいことや、初めてのことをお願いしてもいいことがわかりました。 自分の苦手なことを伝えることができてよかったです。2人に対してサポートできることもわかったので、もっと協力して仕事を進めていきたいと思いました。


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