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【中学受験ネタ】2月7日公開模試

だいぶ時間が経ってしまったが、以前書いたものは、記録として残しておこう。

6年生最初の公開模試。
前回の育成テストがひどかったので、リベンジを誓って挑んだ公開模試。

息子には緊張感などまったくなく、「美しい元素(図鑑)」ばかり読んでいた。しかもアクチノイド系とか原子番号104からの元素だとか、マイナーなのばかり。
「ねえ、キュリウムって、なんでその名前になったのか知ってる?」
こんな質問を毎朝してくる。
面倒臭いので
「キュリー夫人が発見したんじゃないの」
とテキトーに答えると、
「残念! 違います」
と得意げにマウントを取ってくる。
6年生になったという緊張感がまったく感じられない。

そして試験当日。
息子を塾まで送って、我々は下関、長門へとドライブへと繰り出した。
以下の写真は立ち寄った元乃隅神社。立ち入り禁止だったのが痛かったけど、メチャメチャ綺麗。

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テストが終わり、息子から電話がかかってきた。
「算数が悔しい。144点取れてた」
「で、20点くらい損したんだよね?」
「うん」
えーっ、またかい、と思いながらも、これっていつになると直ってくれるんだろうと、遠くを見つめながら、
「息子君が大人になるのを待ちましょう」
という塾の先生の言葉を思い出す。
(どこかに、大人になる壺、売ってませんか~)

ただ、今回一つだけいいことがあった。
「僕が今回一番満足した教科知ってる?」
「社会?」
「違うよ。理科なんだよ」
理科より社会のほうが10点近くいい。それなのに理科と。
「だってね、理科は僕の持っている力を全部出せたんだよ。そこが一番満足してるんだよ」
いいこと言うようになったな。父は少し嬉しいぞ。

今までの公開模試では、だいたい社会が一番よい。
次に算数だが、毎回アホなミスをしているので、このミスさえしなければ圧倒的によいと思うのだが、それも実力。
いつもは理科が意外に足を引っ張ることが多いのだが、今回の公開模試では理科の偏差値が一番よかった。
これを機に、ミスがどれほど馬鹿らしいのかを学んでくれたらと思う。
総合的にはまずまず。

先日塾に行って九州内での順位を見てきた息子が言った。
「偏差値はインフレ化してるのに、九州内の順位はデフレ化してるんだよ」
たしかに、いままでは全国順位でこれくらい行けば、九州では何番というのがわかっていたのだが、最近九州内での順位がだんだん渋くなる。
しかもできる子は、久留米、鹿児島、沖縄に多いとのこと。
福岡の優秀な子たちは、英進館に行っているのだろうと思うが、息子曰く「久留米と沖縄に一人すごい子がいる」らしい。

それを聞いて少し思うことがあるのだが、それはまた今度。

小説が面白いと思ったら、スキしてもらえれば嬉しいです。 講談社から「虫とりのうた」、「赤い蟷螂」、「幼虫旅館」が出版されているので、もしよろしければ! (怖い話です)