【中学受験ネタ】2月28日公開模試(3) ~ ダブルヘッダーは辛い
月曜日、公開模試の結果が出た。
順位でも偏差値でも過去最高得点だった。
得点だが、社会に至っては100点満点。
算数はミスをひとつしたものの、高偏差値。
理科は点数はやや低いものの難易度が高かったようで、全然悪くない。
国語は息子にしてはよくやったと思うが、他の教科に比べたら、偏差値は5ほど低い。
M先生の言ったとおり、やはりKS中学を目指すなら、国語の強化が必要だと痛感した。
M先生も「1年かけて国語を合格レベルに持っていこう」と言っていた。
5年生後期から、模試のたびに、少しずつだが最高順位、偏差値を更新してきている。
いいことなのだけど、そのたびに息子が調子に乗ってやらかすので、少々げんなりする気分もある。ツイッターの中受沼では、表彰クラスのもっとすごい子もいるよと伝えたら、闘志を燃やしていたが、さて。
そういえばM先生、こんなことも言っていた。
「君、すごく知識があるね。社会は好きなの?」
「はい」
息子は歴史も地理も公民も大好き。テレビでニュースが流れると、必ず見にきて一丁前にコメントを残す。
「そうか。だったら、いつもなら社会は6年生後半に徹底的にやるんだけど、君は6年生前半で終わらせなさい。後半は国語を徹底的にやろう」
「はい」
「これから受ける社会のテストは育成テスト、公開模試、全部満点を目指しなさい」
「はい」
そう答えて、受けた公開模試。社会は満点。
ある意味すごいやつ。
M先生は他にもこんなことを。
「KS中学は今年30人合格してるよ。君も頑張ろうね」
「九州で30番以内に入ればいいってことですか?」
たまらず私は口を出した。
「んなわけないじゃん。全国順位で30番以内ってことだよ。30番以内を目指しなさい」
「わかった」
本当はTKもNDも、女子御三家もあるのだが、目標は高いほうがいいってことで、30番以内を目標に押し切った。
人に言っておきながら、かなり高いハードルだと思うが、頑張れ。
今回のテストはそれに準拠する順位だった。
3月は公開模試がないので、学力育成テストに専念させよう。
息子も「次の育成テストは見ていて」と鼻息が荒い。
今度こそは少しは期待できるかも。
……と思ったら、昨夜理科の栄冠をやりながら、最近届いたばかりの「まんが 世界の歴史」を気づかれないよう、こっそり読んでいた。
昼間、「世界から見れば、日本の歴史なんて、ほんの一部なんだね」と当たり前のことを得意気に語っていた段階で、疑っておくべきだった。
「猫に鰹節」とはまさにこのことだろう。
いや、それも勉強なんで、本当は止めたくはないんだけどね。
時間がね。テストがね。受験がね。
(続く)
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