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【中学受験ネタ】九州国立博物館(1)

昨日は太宰府の九州国立博物館に行った。

小学校受験のときに太宰府天満宮に行って以来になる。
以前太宰府天満宮に行ったときは外国人観光客ばかりで萎え、すぐに国立博物館に避難したが、その展示物の豊富さに驚いた記憶がある。
大宰府は令和の坂本八幡宮もあり、人が多いだろうと警戒して、しばらく近づかなかったので、本当に久しぶり。

人混みが怖かったので9:30の開館と同時に到着するようにして、見事開館と同時に入場できた。
コロナ対策でいろいろな体験コーナーは閉まっていたが、昔と変わらない展示物の豊富さだった。
人はほとんどおらず、作戦は成功。
上野もそうだけど、さすが国立博物館は違う。
そういえば、個人的には佐倉市の国立歴史民俗博物館がお気に入り。あそこはまた行ってみたい。

今回息子と注目したのは蒙古襲来の時の「てつはう」。
あれって爆弾みたいなやつだったのね。
球の中に火薬とか金属片とかを入れて、導火線みたいなものに火をつけて投げる。ほとんど爆弾だね。
いま見ると、なんともシンプルなつくりだなと思うけど、当時の鎌倉武士にとっては相当な脅威だったと思う。

以前行ったときにはあった志賀島の金印(のレプリカ)がなかった。
息子が「金印がないじゃん」と不満そうに言いながら探し回ったが、結局見つからなかった。
係の人に聞いたら、今は展示されていないそうだ。
「そんなものに興味があるなんて、勉強熱心で偉いね」
と褒められて、息子の機嫌が一気に戻った。

最初のうちは丁寧に見て回ったが、二時間もいるとだんだん脳が疲れてきて、お腹いっぱいならぬ、「頭いっぱい」になる。
新しい知識がどんどん入ってくるから脳が疲れるのだろうけど、この現象(頭いっぱい)になにか名前はついているのだろうか。
我が家では「頭いっぱい現象」と呼んでいる。

(続く)


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