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【塗る活】色を与えて、もう一度活躍をさせてあげよう

絶賛大片付け中です。「こんなにいらないものを溜めていたのか!」という驚きと「こんなものが眠っていたのか!」という発見の間で揺れ動きながら断捨離中。今日もPCに眠っている過去の【塗る活】作品をさくっと紹介します。アメコミ編。※5/10 14:30 ダイアナ活躍中写真を追加


◉友人から託された、海辺に漂着していた彼女

ある日、知り合いの女性から「これ塗って欲しい」と託された写真のアイテム。なんでも彼女がボランティアで海岸清掃をしている際に、ゴミの中から見つけたそうで、よく見りゃ『ワンダーウーマン』ことダイアナじゃないですか。面白そうな依頼なので嬉々として引き受けました。ちなみに、このダイアナはガル・ガドッド演じる新しいほうではなく、原作コミックス版のデザインになっています。一度調べたのですが、80年代頃に日本のお菓子メーカーの食玩で発売されたものみたいでした(詳細を忘れた)。MARVELやDCも好きな僕としては全部揃えたいけど、かなりのレア物のようです。なんにせよこのダイアナはアマゾン族の島・パラダイス島から流れ着いたのではなく、日本で捨てられて日本に流れ着いたもののようです。

日光と潮にやられて白化していた出逢ったばかりのダイアナ

◉まずは組立て。理想のお尻を与えよう

さて塗る活の前に、まずは綺麗に洗って組立てないといけません。パーツ数6つなので時間はかかりませんが、このダイアナ、背面にあたるパーツが無くなっているので、背中とお尻を新たに作ってあげないといけません。あまり深く考えず、パテを盛ってみました。

うーん・・・・

女性のフィギュアなど作ったことも、コレクションしたりもしないので加減が解りませんが、贔屓目に見ても体型が・・・。ということで慎重に削ってシルエットを整えていきました。

こんな感じにダイエット

まあ、多少アメリカンなボディにしたほうが良さそうなのでメリハリついたところで完成とし、サフを吹いて下地を作りました。

前からのショット、小さいわりに造形が細かいですが、顔が怖い!

◉命与えよ~!これが【塗る活】の醍醐味

細かい段取りは省いて、完成写真はこちらです。

継ぎ目を消したり整形とかすればもっとよくなると思いますが、あくまで【塗る活】なのでw

険しかった表情も、塗ることでなんとか凛々しく頼もしい笑顔に出来たのではないかと自分では思っています。さすがに胸の部分の金色の意匠や、パンツ部分の星型までは小さくて再現できず、ここまでアップにすると粗が目立ちますが、あえてチーク濃いめでアメコミっぽい表情には出来たかなと自己満足(笑) ちなみに僕がダイアナに与えたもうたお尻はこんな感じ。

髪の毛なども陰影つけて立体感があるようにしたりしてます

改めて見ると背中の中央に筋を描き込めばよかったかなーと思いましたが、モールドが無かったので肩甲骨部分だけになってますね。お尻はちょっとデカパンになったかもしれませんが、まあ、アメリカンということで♪

ということで、海ゴミから生まれ変わったまさに"ワンダー"なウーマンとなりました。今は彼女の勤め先のカウンターで「海ゴミを無くそう!」とPR活動に勤しんでいるはずのダイアナ。【塗る活】って面白い!と思った体験でした。

依頼人の職場で活躍中のダイアナ(笑)

ちなみに『ワンダーウーマン』、実写化されたのは1975年(日本では1977年から放送)なのですが、この食玩プラモデルの出会いをきっかけにシーズン1だけサブスク購入してしまいました(笑) ちょうどその時は全14話で1000円だったので。シーズン2も3も今見たらめっちゃ高いんだけど、シーズン1だけ安かったのか、期間限定の値段だったのか・・・。
主人公を演じるリンダ・カーターは、ガル・ガドッドの2作目『ワンダーウーマン1984』の最後に、先代の戦士アステリアとして特別出演しているのですが、50年経ってもキュートな笑顔でした!

映画『ワンダーウーマン1984』よりリンダ・カーター


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