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【塗る活】こんなふうに塗ってます《前編》

久しぶりに新規【塗る活】をしています。お相手は仮面ライダーZX(ゼクロ8ス)。たまには塗りながら進捗を投稿したいと思います。


仮面ライダーZXのなんだか目出度いお姿

昭和ライダーの中でも、雑誌のみの展開(のちに特番化)という特異な存在だったので、意外とリアルタイムでは知らないオジサンも居たりしたのですが、2001年(平成13年)に村枝賢一さんの漫画『仮面ライダーSPIRITS』で主人公に大抜擢されて、いまやライダークロニクルには欠かせない存在になりましたね。2009年(平成21年)以降は映画作品などにも普通に登場するようになりました。詳しい紹介は東映さんの公式サイトでどうぞ。

◉昭和63年から、ようこそ!のZXさん

現在、1998年(昭和63年)製の12cmサイズのライダーソフビを順次塗っているのですが、ソフビの存在を把握して入手するのが遅かったので、なかなか着手できていませんでした。今回、大片付けで塗装環境も復活してきたので、ちょっとだけヤル気が出てきたこの機会を逃さずに【塗る活】することにしました。前回のネプチューンマン&ビッグ・ザ・武道以来になります。もともとの素体は、こちら、バンダイさんから出ているものです。

成形色の赤に、シルバーとグリーンのみの2色塗装で、なかなかのチープさ

ご覧の通り、この12cmサイズのソフビは、他のラインナップもそうですが塗装に関してはとても緩く、2色ないしは3色しか使われていません。ZXの場合は赤と銀の緑のほか、黄色と黒がポイント的にあしらわれているので、それが入るだけでも全然引き締まってきます。

◉塗装前の準備。今回は白無垢姿へ

今回もいつものように水性アクリル塗料<シタデルカラー>で筆塗りしていきます。まずは全体の雰囲気を掴む意味でベースカラーという、隠蔽力の強いカラーでざっと塗っていくことにします。
塗装する前にはお湯と洗剤で汚れを除去して乾燥させます。その上で塗料の食い付きを良くするためのサーフェイサーを吹きます。昭和ライダーは黒いボディのものが多いので、だいたい黒いサーフェイサーを使うことが多いのですが、今回のZXは赤いボディなので、綺麗な赤になるようにクレオスの白いサーフェイサーを吹きました。

サーフェイサーを吹くと、もともとのモールドも分かりやすくなりますね

ソフビや消しゴムに塗装する際は、塗膜が剥がれやすいというのもあって、専用の下地剤を推奨されたりするのですが、僕はそこまで気にせずに普通にプラモデルなどに使うもので済ませています。ちょっと前までは、シタデルのスプレーが気に入って使っていたのですが、やっぱり高いので・・・。

◉今回使ったシタデルカラー

まずはベースカラーでざっくりと塗って全体像を把握

ベース塗りに今回選んだカラーは5色。全てシタデルの<ベースカラー>のラインナップです。そもそも僕もそんなに色数を持っているわけではなく、持っているものの中から一番近しい色を選ぶしかないのですが、意外となんとかなるものです。
隠蔽力が高いとは言いますが、赤や黄色系のカラーは言うほど高いか?と思ったりもしますので、その辺はあまり拘らないようにしています。またムラも味になると割り切って塗っています。

◉現時点のZXさんの様子

何度かに分けて、各色を重ね塗りをしたものがこちらです(ちょっとコントラスト加工しています)。

ベース塗装を終えた状態(前面)
ベース塗装を終えた状態(背面)

シタデルカラーのような海外製の水性塗料は乾きが早いので、国産のラッカー塗料や水性塗料のように乾燥待ちの時間がかかりません。1回の塗装時間は約15分、長くても30分。その間に別のことをして乾いた頃にまた塗る・・・という感じで作業しています。こんな感じで短いスパンで作業を進めていけるのが【塗る活】にハマった理由でもあります。エアブラシ塗装はやったことがないのですが、準備や片付けだけでも結構な時間がかかりそうなので、たぶん一生やらない気がします(笑)

ライダーやウルトラマンソフビの【塗る活】において、楽しさが溢れ出るアングル、それが背中♪

次はどうしようかなと思っていますが、銀色部分などのモールドをくっきりさせたいので<シェイドカラー>で、ウオッシングしてみたいと思います。


つづく


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