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【塗る活】連休のヘル・ミッショネルズ

数年ぶりの暇が出来てしまったので、部屋の大掃除を敢行しようと思ったゴールデンウィークですが、片付けばかりでは集中力が途切れてしまうので、久々に塗る活してみました。せっかくなので記録しておこうと思います。今、ショボショボの目でこれを書いてます。


◉合間合間の「塗る活」

掃除の合間にちょびっとずつに塗ってみました。まさにショートタイムで楽しむ「塗る活」の本領発揮です。もしかしたら普段より埃っぽい環境になっていたかもしれませんが、まあそんなことは気にしません。机の片隅に、必要な塗料のボトルと数本の筆、自作のパレットと筆洗い用の水を入れた小さな容器だけ置いておけば、10分くらいちまちま塗って一休み、という感じで楽しむことができます。そのせいで完成まで時間がかかってしまいますが。

◉キンケシもやってます

今回は、随分前に下準備をしたまま放置していたキン肉マン消しゴムを仕上げることにしました。『キン肉マン』は僕らの世代ど真ん中のアニメなんですが、今も週刊プレイボーイで連載中(途中、休止期間もありますが)なので下の世代にも人気があるようです。2年ほど前、塗りたいがために大量のキンケシをヤフオクなどで入手し、ちょびちょびと塗っていました。久しぶりの「塗る活」は大きいサイズのキンケシ、いわゆるデカケシと呼ばれるタイプで、高さ9cmほどあるので老眼にも優しいのです。しかし、それでもしんどいなと感じるくらい目と指先の老化が進んでおり、スタンドタイプのルーペを新調してしまいましたが・・・。

こんな感じで大人買い。仕分けが大変です・・・(しかも、これごく一部だったりします)

◉どう塗るか?を楽しみます

このヘル・ミッショネルズの2人、当初は1号、2号と名乗って、怪しげな三角頭巾姿で登場し、その後頭巾を取ってそれぞれネプチューンマンとビッグ・ザ・武道と名乗るんですが・・・

ヘル・ミッショネルズ登場シーン(「夢の超人タッグ編⑫ 逆転への賭け!!の巻」より)

ご覧のように、ビッグ・ザ・武道のルックスが全然違うんですよね。この次の回で「実は"オーバーボディ"なのだ」と明かし、中から本来の姿が出てくるというトリッキーな展開(しかも上のキャラは、その回の扉で読者応募の「マイルドマン」だと紹介されたりしてるので余計に混乱します)。

中から今度こそ本体が現れる(「夢の超人タッグ編⑬ 死の制裁!!の巻」より)

まあ、登場期間の長いキャラでもあり、紆余曲折があり過ぎて細かいことを話してもキリがないので、そこは先達にお任せします。このケースに限らず、デザインのディティールなど、ちょくちょく変わるのが『キン肉マン』という漫画です。カラーリングのほうも巷には様々なバリエーションが氾濫しており、原作中でも統一されていなかったり、アニメ版カラーが別にあったり・・・どれがどれだか正直僕は分かりません。が、今回は漫画版をベースに塗ることにしました。そんなふうに、どうしよう、ああしようと悩みながら自分なりの仕上がりを追及するのが楽しいです。どうせ、正解なんて無いに等しいので、楽しいほうでいきましょう。では最後に完成写真を貼って終わります。僕のゴールデンウィーク唯一の創造物。

ネプチューンマン(左)とビッグ・ザ・武道(右)

【余談】もうひとりのビッグ・ザ・武道

ただでさえ原作者に「剣道着を着たおっさん」呼ばわりされているビッグ・ザ・武道ですが、実はこのデザインの前に原案が読者応募デザインで紹介されているんです。そちらのほうも実はデカケシ化されていまして、以前「こいつは面白い!」と思い既に塗っています。こっちのほうが圧倒的に「剣道着を着たおっさん」なんですが、そもそも原作者はなぜこれを採用しちゃったの?と思わずはいられない僕です。結果的に物語を盛り上げてくれた名ワルモノになったので良かったですけど。せっかくなので完成写真を貼っておきます。あなたは、どっちの武道が好きですか?(笑)

愛知県の三谷くんが考えた最初のビッグ・ザ・武道。背中の竹刀がいいんですよねー

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