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統合失調症になりました。人生再スタートを切ろうと思います。

こんなことを書きます

初めまして。Takumiです。
初めての転職から約8ヶ月がたったタイミングで
「統合失調症」との診断を受け、7月より休職させていただいています。
そのことについて、感想などシェアしていきます。
読むに耐えない内容かもしれませんが、
自分の感情の整理のためにも書き出したいと思い、投稿を始めます。
また1ヶ月ほどおやすみを頂戴している中で、少し気持ちが前向きになり、
新たに始めたいことなども出てきましたので、そちらについてもまとめていきます。

自己紹介

今年で30歳になる男性です。
大学卒業後、1社目ではエンタメ系のベンチャー企業でゲーム制作に従事し企画職として5年ほど在籍しました。
その後、昨年入社した現職にて、転職支援の仕事をしています。

「統合失調症」とは

幻覚・妄想などさまざまな症状が現れる精神疾患のひとつです。
約100人に1人の割合で発症すると言われているそうです。
10~20歳代の青年期~成人期にかけて発病することが多いそうですが、
中年期を過ぎてから病気が発覚することもあるそうです。

私自身としては、自分の症状は軽症だと認識していますし、主治医からもそのように伺っています。
統合失調症と言っても人によって症状の重さは異なり、また昔ほど重度の患者さんは多くないようです。

僕の症状について

被害妄想などからくる不安が強く、動悸がしたり、思考がまとまらなくなる傾向にあります。
具体的には、オフィスで笑い声があがると
「自分がなにか変なことをしてしまって、笑われているのではないか?」
などと考えてしまったり、
お客様との電話の中でも、相手の回答やリアクションが曖昧だと
「なにか変なことを言ってしまったのではないか?」
などと不安が止まらなくなってしまうことがありました。
業務量が多く業務スピードも早いため、不安を解消できず積み上げてしまい
パニック、動悸、思考がまとまらず…
うまく話せないなってしまいました。

診断を受けて

実は前職在籍時に2度「適応障害」と診断された経験があり、1度休職の経験もあります。
(振り返るとここでの経験を引きずってしまったのかなと感じます…。)
環境適応に時間がかかるタイプであると認識しているため、今回も同じく適応障害かなと考えて診断を受けました。

そんな中での「統合失調症」との診断。
3度目の精神科通院となるので「もしかしたら発達障害に該当するのか…??」などとは考えてはいたものの、正直に申し上げると統合失調症について認識しておらず「???」という気持ちでした。

いまだにほんとに?という気持ちもありますが、担当の医師からはまず間違い無いだろうとお伝えいただいています。
ネットで診断基準を見るとたしかに該当するなと感じたうえ、同じ疾患を抱える患者さんの全体傾向として、自身の診断を認められない傾向があるそうです。

感想として一番強いのは「これからどうしよう」という不安です。

仕事についての不安

現在の仕事への復帰ももちろん検討しています。
お客様の希望を叶えるためのお手伝いをするという側面で、この仕事のおもしろさを感じられていました。
叶えたい奥底の希望をヒアリングする、言語化するお手伝いについては得意なこととしても認識しています。
一方で、かなりの激務。
また希望を叶えられるとは限らず、難しいことも多いのが実情。
電話対応もあまり得意ではなく、他人の電話の音声すらストレスになってしまっている自分の性質も理解しています。

現在の職種で長期的なキャリア形成が望めるのか?自分に適しているのか?と考えると、
得意と苦手が共存している中でも「苦手なことの苦手度がとても高い」と感じてしまっています。
そのため、現職に残る選択肢に加えて、転職する選択肢も検討しています。
僕自身がエージェントでもあるので、休職経験・精神疾患を抱えての転職活動の難しさについては認識しているつもりです。
(採用する側にとってはリスクですからね…。)

また転職してやりたい・自分にあった仕事を見つけられる自信も今はありません。
仕事に多くを期待し過ぎているのかもしれませんが
(仕事が人生の全てではない、と最近ようやく肚落ちしつつありますが)
それでも、充実した人生を送る上で、社会とのつながりでもある「仕事」は自分にとって大切なものだと感じています。
強み・弱みが極端な僕でも、社会が少しでも明るくなるための役割を担っていたいなと感じます。

彼女との今後についての不安

お付き合い・同棲5年目の彼女がいます。
彼女の両親への挨拶の予定が来月に予定されているなど、具体的に将来について考え始めていました。
今後も一緒にいたいと強く思っているものの、このまま無責任に話を進めることはできないなと感じています。
ぼくの一方的な感情ですが、彼女の可能性を僕への同情心で奪うことだけは避けたいです。

今後について

①仕事について

正直なにをしていいかわかっていません。
不安はあるのですが…、不思議と焦っていない部分もあります。
(いいか悪いかは別として)
振り返ると前職・現職ともに人からの期待に全力で応えるスタンスでの仕事を行ってきましたが
やはり自分のために仕事をして、結果としてそれが人のためにもなるという順番でないと破綻してしまうなと感じます。
なので、まずは「自分の興味が何に向かうのか」ゆっくり実験・観察をしていきます。
このブログをその観察日記として、実験やその結果、過程での気づきをシェアできれば思います。(今思いつきました)

②彼女のご両親にお会いするタイミングの相談をする

先述の通りですが、来月にお会いする予定があります。
場としてはご挨拶はもちろんですが、僕自身・2人のこれまでとこれからを話す場になるのが理想だと思います。
一方で現状のままお会いしても未来の話を自分にはできないなと感じております。
お母様には一度お会いしたことがありますので、彼女経由でお母さんに相談し、ご挨拶のタイミングを別途いただくように相談させていただきます。

③心身を整える

ダイエット
ストレスが食に向かってしまうタイプなので、転職後で7kgほど太ってしまいました…。
とくに飲み会の多いチームへ配属されたこともあり、配属後の4ヶ月間でがっつり太りました。
ありたい自分像からもかけ離れてしまっているので、まずは身なりを整えようと思います。

ヨガ
最近ヨガを始めました。
ヨガの中でもハードに体を動かす流派のヨガをしています。
道具を増やさず、身一つ・マット一枚でできる手軽さからヨガに興味を持ちましたが、精神疾患を抱え、過度に繊細な自分が社会の中に適応するために必要な学びを得られそうな直感を感じています。
「競争に打ち勝つためのパワフルさ」 ではなく
現代社会に適応しながら自分らしく生きるための 「しなやかな強さ」を獲得できるといいなと思います。
とても素敵な先生、スタジオとの出会いにも恵まれましたので、機会があれば紹介させてください。

④環境を整える

断捨離
ヨガを自宅で気持ち良く行うために床面積を広げようと、ものの処分や掃除を行っています。
一人暮らし時代ほどミニマルにとはいかないですが、整理整頓中です。

一人暮らし
これは確定ではないのですが…。
彼女との別居について彼女と相談します。 
彼女とはこれからも一緒にいたいと思っていますが
一方でこちら側が真に自立できていない中で
一緒に生活を続けることに違和感と申し訳なさを感じている
(彼女の選択肢を奪っているとも感じています。)
職業選択など、これから互いに大きく変化を迎えるタイミングであるので、
変化・自立をするまでは一人の時間を確保する必要もあると感じています。
非常にこちらの独りよがりな考えではあるものの、彼女には相談する必要性を感じています。
彼女との関係が終わってしまうかもしれない、と怖さが強いのですが
自分らしく生きるために、「選択ができる身軽な環境」を整えたいと考えています。
そして真に自立した姿で、再度一緒に歩んでいける関係性を築きたいと感じています。

⑤自分の両親への報告

30歳を目前にお恥ずかしい話ですが…。
「親の期待に応えたい」「期待外れだと思われたくない」という気持ちが強いです。
振り返ると、幼少期から「期待に応えられる自分があってこそ愛される」という感覚があったように感じます。
(誰しも「褒められて嬉しい」⇨「次も頑張ろう」というサイクルはあるように感じますが)
両親からは自身の経験を反面教師に、勉強や習い事などでも全力で結果に向き合うように教育を受けました。
(それ自体にはとても感謝しています。結果に向かって全力で努力することを楽しめるのが自身の好きな側面でもあります。)

そんな中でも、新卒で入社した1社目の選択など
両親の期待(だと自分が捉えている何か)から逸れた選択をしたつもりになっていましたが、そうではなかったなと感じます。
(誇らしげに報告した、認めてもらおうとしたプレゼンした記憶が蘇ってきました…。)

うまくは言えないのですが、
自分にとって両親に「ある種の失敗の報告」として休職する事実を伝えることが重要な気がしています。
(前職での適応障害や休職経験などは一切報告していませんがこの機会に合わせて報告ができるといいと思っています…。)
この項目を実施する踏ん切りがつかず、原稿を書いてから数日が経過してなおアップロードできずにいました…。
今週中に親には電話をしようとおもいます。
頑張ります。

次回について

また次回の投稿で、今後のアクションで挙げたことについて実施後の報告ができるといいかなと思っています。よろしくお願いします。

この発信が誰のため、なんのためになるのかはわからないですが
自分にとって必要だと感じて始めています。
結果として同じく悩みを抱える方に小さな気づきがあればと思いました。

拙い初めての投稿を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

takumi

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