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眼鏡屋である私がなぜ鍼灸師になったのか②〜田舎の眼鏡屋が銀座に出店した理由〜


栄養のセミナー開催、鍼灸学会の発表、東大研修の症例報告など少しバタバタしていたこともあり、久しぶりの投稿です。

前回の投稿をまだ読まれていない方は先に下のリンクから読んでもらえると嬉しいです。

なぜ眼鏡屋である私が鍼灸師になったか①〜社長とドイツ式両眼視検査との出会い〜

最初の投稿で書いたように私は福岡県の飯塚市という福岡空港から車で約1時間かかる田舎の生まれです。

特に観光名所もなく、正直地元の人でなければわざわざ行くこともない場所です。



元々私たちのお客さんは地元の方がほとんどでしたが、安部先生との出会いがきっかけで福岡市を中心に東京からも飛行機を乗り継いで、年に数十人単位で眼鏡を買いに来てくださるようになりました。

そういった経緯もあり、現在飯塚市という田舎から銀座という土地に出店が出来ています。


今回は安部先生と兄との出会いを書きたいと思います。

安部先生は福岡を拠点に関東や関西でも身体操作という機能解剖学を元に身体の使い方を指導されている先生です。安部塾にはヨガのインストラクターやセラピスト、一般の方など様々な方が参加され、身体について学ばれています。

安部塾のHPはこちらから

私の兄は、アイックスの役員をしながら、その傍らビジョントレーニングという視覚機能を向上させるためのトレーナーをしています。

現在は発達障害のお子さんのために療育施設をまわったり、プロのアスリートなどの指導をおこなっていますが、当時は主に外部でのセミナーを行うことが多かったようです。

ソフトバンクホークス 中村晃選手の眼のチェック



そんな中、兄がたまたま福岡のラジオで眼についてお話をする機会がありました。

その際に安部先生は運転中に普段聞かないラジオを付けたところ眼について話がされていて、安部先生はこれだ!と確信されたようです。

そこからすぐお店で検査を受けられて、眼鏡を購入されました。

初めての購入時の安部先生と社長の2ショット(左:安部先生、右:社長)



安部先生が身体操作を指導している安部塾では非常に細かく身体の構造や使い方を教えてらっしゃるので、生徒さんたちはなかなかついて来られないことが多かったようです。

塾の講義中にも眼の重要性、眼鏡や見え方の重要性をお話し頂き、生徒さんたちが続々とアイックスの眼鏡を掛けるようになりました。

安部塾生の眼鏡の割合が増えてからは、今までなかなか進みづらかった講義も、正しく見えることで生徒さんの理解度が増し、非常に講義の進みも早く、内容も濃くなったそうです。

このお話をお聞きして、いかに視覚機能が高いことがコミュニケーションに置いて重要だと学びました。

他の動物では白目がないものがほとんどで、人のみが白目があり、唯一アイコンタクトというコミュニケーションツールがあります。
コミュニケーション装置としてのヒトの目の進化

電子情報通信学会誌Vol.82 No.6pp.601-603
左が犬の目、右が人間の目


実は白目があることで、目がどの方向を向いているかがわかり、何を考えているか想像できるようになります。



視覚機能が高いことによって、相手の微妙な表情の変化やどこに視線が向いているかで相手の感情や言葉の意図、その場の状況が理解できます。

上手くコミュニケーションが取れていないのはもしかすると眼の問題があるかもしれません。

ぜひ眼のプロフィールを調べにEYEX'にお越しください。



次回はなぜ鍼灸師になったのか?本題に入っていきます。

最後まで呼んでいただき有難う御座いました。

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