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独占禁止法

経済法の基本について、最小限のメモを残しておきたい。経済法の1つをなす独禁法の条文の見出しは下記であり、最終の条文番号は、118条となる。 第一章 総則(第一条・第二条) 第二章 私的独占及び不当な取引制限(第二条の二―第七条の九) 第三章 事業者団体(第八条―第八条の三) 第三章の二 独占的状態(第八条の四) 第四章 株式の保有、役員の兼任、合併、分割、株式移転及び事業の譲受け(第九条―第十八条) 第五章 不公正な取引方法(第十八条の二―第二十条の七) 第六章 適用除外(

    • 司法試験生/予備試験生が宅建士を受験するとして(宅建士合格の勉強法)

      司法試験生/予備試験生が宅建士の合格を目指すことは少なくないと思う。その際のひとつの方法論を紹介しておこうと思います。まず、民法について時間を割いている余裕はないように思います。では、何に時間を割くべきかということになると、僕は宅建士試験にのみ出題される法令がよいと思っています。出題法令は、基本下記となりますが、出題法令のうち、大半は1~2問/年出題されるのみで、実際は太字で記載した法令のみのようです。 宅建業法 都市計画法 建築基準法 国土利用計画法 土地区画整理法 農地

      • 商法は、訴訟物の整理(要件事実マニュアル)と論証集をつぶしにかかります。不足部分は択一本で押さえて、基本書は使用しません。

        5年分の予備試験を下記の教材で一気に解きました。下記の教材を利用したのは、端的に、問題と解答例がまとまっていて、それ以外の情報がなかったからです。直前期に見直すには、教材の意義が狭くて明確な方がいい。他にも分析本の購入などはしているのですが、そちらは、超優秀答案と合格ラインギリギリの答案を印刷して、ファイリングをしておこうと思っています。 さて、今回予備試験の問題(正確にいえば、H27年とH28 年の本試験の問題を含み、H28予備試験の問題を除く。)を解いてしまったのは、会

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        • 試験日までの概算スケジュール(使用教材を中心に)を設定したら震えた件

          試験直前に何をやるか(もっというと、何で勉強するのか)というのは、非常に重要なのだと思いますが、今時点僕が考えているのは下記です。今、喉がカラカラになっています(笑)。逐条テキストと心中する感強いです。 ■2020/11/08:今日 ~2020/11/末:択一:論文(7:3):逐条、論文過去問、重問、択一問題集 ~2020/12/末:択一:論文(7:3):逐条、論文過去問、重問、択一問題集 ~2021/01/末:択一:論文(7:3):逐条、論文問題集、重問、択一問題集 ~2

        独占禁止法

        • 司法試験生/予備試験生が宅建士を受験するとして(宅建士合格の勉強法)

        • 商法は、訴訟物の整理(要件事実マニュアル)と論証集をつ…

        • 試験日までの概算スケジュール(使用教材を中心に)を設定したら震えた件

          11月7日となりまして改めてリスタートを切るというお話。

          年の瀬も見え始めた今日この頃、起案の仕方をいわば趣味的にやることが許されなくなる時期に差し掛かってきました。 最近よく付きあたる問題として、自分がどの教材をもっていて、どれをどこまでやったのかを把握していないため、勉強を始めるにあたって、何をしたらいいのか迷うことがあります。そろそろ、GantChartなりWBSと呼ばれるものを作って、タスク管理をしていきたらいいなと思うので、簡単に整理をしておこうと思っています。 そろそろスピード上げていきます。 今の状況整理をしておき

          11月7日となりまして改めてリスタートを切るというお話。

          択一の勉強方法を考案したよ!

          択一それ自体は勘で解いているのですが、択一の勉強方法自体がまるで分からず迷子になっていた。択一に関して、過去分析した結果によると、条文と判例しか出ていない。なので、知識としては、それを押さえれば足りるのかなと思っています。僕が選んだ教材は下記です。 問題集については、民法改正に対応していれば足りるであろうという思考で、2020年のものにとどめ、特に今年の試験の問題を踏まえて、改定を待つ予定はないです。それは別途、単年度で購入の予定です。 さて、本題ですが、今回僕が直面した

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          択一の勉強方法を考案したよ!

          会社法1/X

          目下、民事系を中心に学習を進めています。11月1日を迎えたことですし、そろそろ、本腰を入れなくてはなりません。twitterの方にも「そろそろ択一を始めなさい」との号令がかかっています。 これからの会社法の学習スケジュールはまだ詳細整理できてないので、今はまだ1/Xとして、どの程度の時間をかけるか決めていません。 僕がやろうとしているのは他の科目に同じく、 ①条文の素読 ②択一の演習 ③論証集を条文の文言を中心としてまとめる、 ④過去問をとく(事例と論文の繋がりの結節点を

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          家族法1/13

          今日は家族法全13回の一回目。最初のカテゴリが条文数や短答式の問題が少なくて助かった。家族法の条文操作がまるで分かっていない。 前回の記事では、下記スケジュールを想定していた。 ・条文の素読 ・手続選択 ・訴訟物の整理 ・請求原因の整理 ・択一の問題 ・判例 ・問題集 対象箇所の条文小見出しのすべてを見た後、条文の素読をすること自体は、僕の作業テンプレなので、このまま進める。 また、手続選択についても、調停/審判/訴訟を見ることで、家族関係をめぐる手続が少し立体的に見え

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          家族法をスケジューリングしたよ。

          抽象的な計画を立てても仕方ないので、スケジューリングをしてみました。下記の表が、デイリー六法記載の条文番号で、その右部にあるのが、辰巳パーフェクト本2019記載の見出しとなります。 <第四編 親族> 第一章 総則(第七百二十五条―第七百三十条) 第二章 婚姻(第七百三十一条―七百七十一条)(1171) 第三章 親子(第七百七十二条―第八百十七条の十一)(1177) 第四章 親権(第八百十八条―第八百三十七条)(1215) 第五章 後見(第八百三十八条―第八百七十五条)

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          一通り触れてしまったからこそ、新しく勉強する科目の超基本的な問題を解くことで、現場で実践する起案の過程を再確認することができるズラ。

          条文中心でやるといいながら、少し気を抜くと、すぐに”論証”を吐き出したくなる。でも、僕の場合は、それほど勉強時間を割くことができないので、やはり、試験の現場では、手元にある条文に頼って、起案するのだろう。 不慣れな親族/相続法について「民法演習サブノート210問」をやろうとしたところ、しっかり”とってはならない無駄な時間”をとってしまった。これこそ、無意識にせよ、”暗記主義に偏重した結果”なのだと思う。 今回僕がサブノート210の177問目第1問について起案したものがこれ

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          さすがにそろそろ親族/相続法をやるぜ?

          自分なりに必死にもがき考えてきた予備試験や司法試験の学習方法。自分なりに徐々に、自分らしい学習方法ができてきた。以前、書いた通り、試験本番でやることを因数分解して、日常のタスクに落とし込む。それをやることにだけ集中していこうと思います。”法学”をやる時間はとれそうにない。 特に付記したいのが、今回の予備試験の問題を実際の受験生とほぼ同じタイミングで解いた経験。体温のある情報を体温をもって触れることができた。その結果として感じたのは、やはり、条文と規範、判例の基礎知識の重要性

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          令和2年予備試験刑事訴訟法を解いてみた。

          今年はコロナの影響もあって、例年とは異なる10月という時期に予備試験が実施されている。僕の仲間もこういった状況の中で奮闘している。これを書きながらも、武運を祈っている。 さて、今回は実際予備試験を受験されているある受験生から当日中に試験問題をもらうことができたので、早速解いてみた。趣旨とするところは、徐々に勉強方法も固まってきたので、方向性が正しいかを確認するためだ。 さて、早速雑感に入る。 ①教材は過去問と論証集で十分である。 予備試験後、僕がフォローしている方はこの

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          民法の短文事例演習(各論編)

          さて、択一の問題の解き方は一応固めたわけなのですが、まだまだ論文を解いている問題数は少ないので、そろそろ、各科目ごとに、起案する際の思考を分解して、言語化しておくことが必要に思う。予備試験や本試験の問題を解くのは当然として、その後、短い事例問題を起案しておくことが必要であるように思う。個人的には、①アガルートさんの重要問題、②民法210、③えんしゅう本あたりがそれだと思う。 さて、事例の読み方や問題文中に残すメモの作り方は、以前、演習を実施する場合のフローを定型化セヨのとお

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          民法の短文事例演習(各論編)

          短答式の問題も論文の問題と同じ思考で解きまくるゼヨ。

          今日は択一の問題のフレーム化。思考過程には悩むことはしたくなくて、脳にかかるストレスのすべてを、知識の習得にあてたい。やり方にCPUを持っていかれたくない。そんな気持ちで書きました。 まずは演習前の事前準備 ▢辰巳パーフェクト ▢逐条テキスト ▢六法全書 ▢準備体操  ・これから解こうと思っている箇所の条文の見出しのみ確認  ・条文構造の把握 次に問題演習部分 □問題を読む ・事例として読む ・モヤっとしたら×(確信したら解答見る) ・違和感を波線(出題趣旨) ・●条の問

          短答式の問題も論文の問題と同じ思考で解きまくるゼヨ。

          演習を実施する場合のフローを定型化セヨ

          今日は明日の行政法ゼミに備えて準備をしようとしたはずが、問題を解く際の思考回路や復習の仕方が固定化されていなかったため、スムーズに学習を進めることができませんでした。そこで、今回で可視化をして、弱い心の自分でも耐えられるような仕組みにしておきたいと思います。 まずは演習前の事前準備 ▢参考答案の準備(5m:amazon) ▢答案用紙の準備(表示:3ページを画面表示する設定)(1m) ▢該当問題の参考答案をスキャン(30m) 次に問題演習部分 □問題を読む(3m)  ・問い

          演習を実施する場合のフローを定型化セヨ