商法は、訴訟物の整理(要件事実マニュアル)と論証集をつぶしにかかります。不足部分は択一本で押さえて、基本書は使用しません。

5年分の予備試験を下記の教材で一気に解きました。下記の教材を利用したのは、端的に、問題と解答例がまとまっていて、それ以外の情報がなかったからです。直前期に見直すには、教材の意義が狭くて明確な方がいい。他にも分析本の購入などはしているのですが、そちらは、超優秀答案と合格ラインギリギリの答案を印刷して、ファイリングをしておこうと思っています。

さて、今回予備試験の問題(正確にいえば、H27年とH28 年の本試験の問題を含み、H28予備試験の問題を除く。)を解いてしまったのは、会社法と行政法については、①訴訟要件や主張適格に関する問題②実体/本案上の主張に分かれるなという印象があって、それを制限時間内に解くためには、①②の双方について頻出の1)条文、2)要件、3)規範、4)評価方法、5)使用ページ数を把握してしまった方が早いと考えたからです。

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