「メディアが扇動している」というのを言葉だけで理解している人は「大衆心理にメディアが追従している」という私の考えは、全く逆のことを言っているように思うかもしれない。
詳しく説明すると「大衆心理にもメディア等の影響を受けなくても自然に変化している根底の部分があって、その変化にメディアが合わせていろんな情報を流している。それに対して、また大衆が影響を受けている」という話になるんですけど。
例えるなら 、魚釣りで釣人は魚が食いつかないような餌は付けないと思います。魚も思わず食い付きたくなるような餌なら騙されてしまいます。釣られてしまいます。 ある意味釣る側は魚の嗜好に合わせている事になります。
魚釣りで考えると釣られる魚の気持ちになって考えてみる必要がある。今は我々は釣られる魚の立場になります。どんな餌なら食いついてしまうのか?ということを理解する必要がある。
つまり大衆は大衆自身の心理を理解する必要があるという事が言いたいのです。
ただ、人間と魚で違うのは、人間は、前からだけど特に最近は「本当に自分が欲している物」を察知する感度を鈍らされてきているので、目の前にある餌が、食いついても安全なものか、誰かが仕掛けた罠なのか判断できにくくされているというのはある。
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