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ノインの2代目CTO採用について

以前、私のnoteでもCTOを採用していることに少し触れましたが、今、当社ではCxOのポジションをいくつか募集しており、CTOの採用も行っています。これについてCTO候補として選考を受けてくださる方や、エンジニアのメンバーのポジションを受けてくださる方、そしてエージェントの方より多数ご質問をいただいておりますので、現状と背景について説明しておいたほうがいいかと考えて、書いてみました。

現執行役員CTO小川の進退について

現在、当社のCTOは創業当初から在籍している小川(執行役員)ですが、彼の退職の予定はありません。実はCTOポジションの採用については1年半ほど前から開始しています。当時も、「小川さん辞めるんですか?」みたいな問い合わせを、会社宛てにも本人宛(スカウト?)にも多数いただきましたが、1年半たった今も小川は引き続き執行役員CTOとして活躍してくれています。このことからも退職予定によるCTO採用でないという背景についてはご理解いただけるのではないでしょうか。

では、なぜCTO採用が必要なのか?

実は必要なのはCTOだけでなく、VPoE、テックリード、EMというハイレイヤーの採用です。

IPOまでの事業計画の中で、一旦ある程度見えてきている全社の人員数は150名の想定です。海外事業に本格的に着手することになった場合は上方修正が必要かと思いますが、いったんこれはこの計画には入れていません。

コア事業「NOIN」の追加開発や、着手中の新規事業を考えると、エンジニア組織は50名程度となる想定です。その組織を支えてくれるハイレイヤーのエンジニアの採用は必須です。小川一人ではとても回らない状態が目の前にあります。本質的な採用課題はここにあります。

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過去のイベント登壇にて

トライしたい施策の山

「これをやれば伸びる(はず)」という施策は山のようにあるのですが、開発リソースの問題で着手できていないものは多いです。開発組織の拡大、そして一人一人の成長が会社の成長と強く紐づいているのが今のフェーズです。

事業を進めていくため、組織を強くするために、CTO、VPoE、テックリード、EMといったハイレイヤーから層を厚くし、これからのノインの開発部をより高めてくださる方にご入社いただく必要があります。まずはこれらのポジションから1-2名採用したいと思います。

具体的な人物像

具体的には・・・(妥協できるポジションではないので、そんな人無理だよって声は無視します。)
・IPOを経験した企業でその過程の組織づくりを主導されてきたCTOの方

・IPOを経験した企業でその過程の組織づくりをテックリード、EMとして支えてきていて、今度は自身がCTOとしてやってみたいという方

・スタートアップでテックリード、CTOとして10名ぐらいの組織マネジメントの経験があり、成長中の企業でもっと本気でやってみたい方

化粧品ビジネスや化粧品そのものについて興味を持っている方であれば尚歓迎です。やってみればおもしろさにはすぐに気付けると思うのですが、「自分が化粧品のユーザーではないから」という理由で当社がそもそも男性のスコープから外れることがあると耳にすることがあります。これはマジでもったいないので話だけでも聞いてみてほしいです。いつでもカジュアル面談で事業のご説明をします。「おもしろそう」と思わせる説明ができる自信はあります。

現執行役員CTOの小川はどうするのか?

これは小川と当時から話し合っていて、経営陣と本人の共通見解なのですが、小川が一番輝くポジションは「渡部の横でのプレイヤー」です。彼が何度か私に話してくれたことですが、彼のモチベーションの源泉は「賢の頭の中を表現したい」(小川はわたべのことを「賢(けん)ちゃん」と呼んでます)であり、実際に代表の渡部がイメージする世界・プロダクトを「言外も含めて」実現するスピードとクオリティは突出したものがあります。彼の経歴的にも直近数年までスタートアップで活躍してきており、当社の創業期から新規開発を先頭でやってきてくれています。

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渡部とは今も席は隣で仲良し

彼自身、直接手を動かしてコードを書いてプロダクトを作るのが好きなのですが、開発部のメンバーが社員で10名以上、業務委託の方も含めると20名を超え、「一人1日15分話して、あとはコードのチェックしてたら1日終わっちゃう。自分でコードなんて書く時間ない。(本当はそれでも結構書いてますが)」と言い始めたのが2年ぐらい前です。それからあるべき姿を一緒に考えて、組織やコードの品質の担保を任せられるCTOの採用をしようと決めたのが1年半前です。

でもCTO採用が全然うまくいってない

結果として彼の後任になる2代目CTOは見つからないまま、現在に至ります。「良い人がいたらCTOを譲って、全力でコードを書きまくりたい」と小川が言いだしてから、1年半が経とうとしています。

これはネックになっているのは「採用の背景」が良くわからないからでは?ということで今回のnoteの執筆に至っています。

実はもう採用を待ちきれずに、最近実態としては

・CTO小川は新規事業にフルコミットしてコード書きまくる

・それ以外のメンバーは既存サービスを裁量をもって進める

という体制に5月から移行しています。

既存サービスはリードエンジニアを務める成定を中心に進めていますが、まだまだ人が足りません。ぜひご応募ください。成定のインタビュー記事はこちら。

募集ポジションについて

今回、従来から募集中の「CTO」「テックリード」ポジションに加えて「VPoE」「EM」のポジションをOPENしてます。4名採用したいというわけではなく、間口を広げて多様な志向性を持った方とお会いしたいという趣旨です。現時点でマネジメント専任という役割は必要ないかなと思う一方で、コードは全然書くんだけど将来的にマネジメントや採用・組織づくりにコミットしたいとキャリアを考えられている方には、積極的にお会いしていきたいと考えています。求めるスキル・経験・条件は以下のリンク先にありますので是非ご覧ください。メンバーのポジションも積極募集中です。

最後に事業について

「そもそもノインて何やってんの?」に関しては過去いくつかnoteを書いているので、よかったらご覧ください。メインで見えているのは化粧品のEC事業かもしれませんが、化粧品業界のセンターピンを取るべく様々な事業を展開しているし、拡大予定です。

最近、私が一番自信を持っているのはデータマーケティングについてのプロダクトです。まさに今まーくんが作っていてかなりいいものができるんじゃないかと楽しみにしています。

ずっと小川で書いてきたけど普段まーくんと呼んでるのでけっこう違和感ありますね。


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Chiba Hisayoshi
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