【生徒指導こそPDCA!】 生徒指導重点目標

学年や学校で「生徒指導における重点目標」を制作、共有していますか?

生徒・学校のアセスメントを行い、教職員全体で目標を達成するためのプロセスを進めることで、漸進的な学年作りが行えます。

ただ・・・最初から作るとなると・・・難しい
であれば、真似て、貴校用に変化させてください。

2018度 生徒指導重点目標


『危機感と教育理念の共有』
『見通しを持つ積極的な生徒指導の展開』
~全ての生徒が安心できる居場所づくりと互いの力を高め合う関係づくりの実践~


① 生徒指導の機能を持つ授業の展開(授業研究と連携)

●分かる 楽しい授業
・授業の流れ(スケジュール)を板書する
・本時の目標を板書する
●生徒同士の結びつきを生む授業
・主体的・対話的で深い学び合い活動の導入
●「聴く」を大切する授業
・授業観察の視点から、発表者だけではなく聴いている側の生徒の反応 表情 態度を観察する

② 生徒のつながりから、自主性を育むクラス経営と委員会活動の実施

●3つのルール
●クラス力向上プロジェクト
●いじめ・暴力0プロジェクト
●年間計画の制作と学期毎の修正

③ 行事の目的・目標・振り返りを明確にする

●目的達成のために、「何をすべきか」を、教員・生徒ともに計画し、充実させる
●行事の振り返り(達成度や課題を評価)を充実させ、日常生活・次の行事へ繋げる

④ 集団づくりを目的とした人間関係づくり

集団づくりの目的は、仲の良い人間関係をつくることと誤解されがちだが、仲の良い人間関係をつくるのは手段であり目的ではない。目的は、一人では解決できない課題を協力しながら解決できるようになることであり、そのためには、一人ひとりが教室に自分の居場所を見つけ、安心して活動に参加できる状態をつくることが大切である。


生徒のつながりから、自主性を育むクラス経営のためには、「自由で楽しめる雰囲気」 「安心で安全な雰囲気」「認め合う雰囲気」「高め合う雰囲気」を創り出すことが求められる。また、このサイクルを加速させるためには、目の前の子どもの状況に合わせて、「教え込み(ティーチング)」と「促し(コーチング)」の幅を変化させながら、ほどよいブレンドの中で指導していくことで、秩序ある安定した学習や生活から肯定的な集団づくりに繋がっていくと考えられる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?