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⑤ありのままの自分を好きでいること

④のつづき。

心をすり減らす仕事からも
家庭からも離れたことで

心は随分解放されて
また新たな育てなおしが始まった。

人は自ら学び育つことができる

自分のことは自分で決める
みんなのことはみんなで決める

子どもたちの主体性を大切にし
その子に学ぶ力があり
必要なタイミングで
必要な学びが訪れると信じてかかわる

自分を認めて相手を認める

この理念や思いに賛同し
本当にしたいと思った
デモクラティックスクールの
スタッフをしながら

そのスクールのおかげで
憧れだった古民家生活も始めて
畑もして 田んぼもして

ここ2年
子どもたちと一緒に
好きなこと
楽しいこと

いろんなことをして
過ごしてきた。
(過ごさせてもらった)

毎日楽しそうに
過ごしている子どもたちを
見ていると

とても感化されて
わたしも好きなこと
思いっきりしようって思った。

毎日シンプルに

好きなことする
好きなように過ごす
心に聴く

これが
どれほどに大切で
尊いものか

当たり前のようで
なかなか
簡単でないように思う。

・・・

スタッフになるミーティングは
どんな面接よりも緊張した。

取り繕おうったって
するどい子どもたちには
即見抜かれる。

ありのままの自分を
認めてもらえるかどうか。

就職面接だって
嘘はないけども。

経歴とか向き不向きとか
人間性も見られていただろうけど。

子どもたちにとっては
安心して過ごせるかどうか。

だから
会計が出来ようが
事務が出来ようが
能力とかって
たぶんあんまり大事じゃなくて。

その人そのもの。
その人のあり方。

この人が
毎日スクールに来てほしいかどうかを
見られているわけで。

こんな経験は初めてで。

めでたく
スタッフとして
認められた後も
ど緊張。

ASOVIVAが築き上げてきた土台を
絶対に壊してはいけないと
肩に力が入りまくっていた

どんなスタンスで
どんな在り方で

毎日試行錯誤で。

いろいろ模索しながら
少しずつ経験しながら
肩の力も抜けていった。

・・・

昨年、
会計をしていることにしか
自信がなくなってしまった時があって。

もっと役に立たないと
有能でないと
要らない

あれ、なんでこんな設定に
しているんだろうって。

そんなこと、絶対周りは
思ってないはずなのに。

それもだからきっと
そんなことないよって
十分やってるよって
自分で思いたかっただけで

いるだけでいいんだよって
思いたかったんだろうな。

結局は自分。
自分が自分をどう見ているか
自分が自分とどんな関係性を築けているか
どんな対話をしているのか。

それからはもう
自分で
とにかく労う

小さなことでも。

朝、起きられたね。
ごはん食べられたね。

確かに調子がいい。
このまま続けよう。

⑥へつづく。


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