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子育てにおける三種の神器


実はわたしの仕事の都合で、以前通っていた幼稚園をこの4月で転園をしたのですが(このケースも珍しいのでいつか記事にします。)

転園先の幼稚園でも元々仲の良い友達がいたこともあり、すんなりと慣れた様子の娘。

我が子ながらたくましいなと思っておりましたが
そんな人付き合いの上手い娘でも慣れないものがありました。

その名は「預かり保育」

娘の通う幼稚園はこども園のため、昼食後は19時まで預かってもらえる「わんぱく組」と14時に親がお迎えのくる「お迎え組」に別れます。

わたしも当初、がっつり18時までわんぱくに入れるつもりで転園までしたのもあって
「よっしゃーー!働くでぇぇええ!!わんぱく行っておいでー!!」と思っていました。

が!!

娘氏、わんぱく、めちゃくちゃ嫌がることが判明。
理由はこう。

「だってさー、遅いじゃん!」

めちゃくちゃシンプル!!笑

いやぁ、そんなこと言うても、遅くまで働きたくてここの幼稚園決めたんやから頼むでぇ〜🥲と私の心の中のリトル関西人が叫ぶのですが

私の都合で転園させてしまったという負い目もあったので、6月までは仕事量を調節したり、夜中に回したりして、極力、お迎え組にしてあげようと決めました。

きたる7月のわんぱく始動に向け、娘の気持ちにも準備が必要ということで、「お母さんはめちゃくちゃ忙しいということ。」「少しの間だけ長く幼稚園にいて欲しいということ。」「17時までには迎えにいけるよう頑張ること。」を、おそらく1ヶ月は言い続けました。

それでも
嫌だ嫌だとボロボロ大粒の涙で泣き出す始末。

「お母さん、仕事辞めたらいいじゃん!」と
至極真っ当なご意見もいただきました。

そんな手強い娘でしたが
なんと、なんと。

ある事をしたら、すんなり


「わかった、がんばるよ。娘ちゃん、がんばるね!」

と言ってくれたのです。😭👏

あることとは…

そう!!!

なんと!!!


おもちゃ。

おもちゃかい!!
と突っ込む声が聞こえてきそうですが、やはりすごかった。
知人から「捨てるけど、よかったらいる?」と貰ったオモチャをダメ元で

「娘ちゃん、これからわんぱく頑張ってくれるから、ありがとうの意味を込めて
これどうぞ!!」

と渡した途端、目がキラキラ。そして前述のセリフを言ったわけです。
え、こんな捨てる予定だったオモチャ一つでこんな簡単に前向きになるんや。
わたしの1ヶ月に及ぶ説得って、、。笑

物で釣ったらいけない。

そんな言葉もありますよね。

しかし言葉で言い続けても
1ヶ月やっても
ちーーっとも変わらなかったのに

オモチャってば、、、
本当偉大。

これからも貢がせていただきます。

お菓子とジュースとおもちゃ。

子育てにおける、三種の神器。


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