見出し画像

孤独な歩道利用者 【地方空き家サバイバル,20日目,2022/6/11(土)】

地方に移住して約3週間がたった。車を持っていないため,移動は自転車か歩きである。車通りの激しい国道で1人,歩道を利用している。たまにすれ違うのは,下校中の小学生や中学生。なにかおかしい。歩道の利用者が少なすぎる。

ここは島根の西部,土地の8割を森林が占めている。住人の主な移動手段は車。バスも鉄道もあるが,ほぼ学生しか使わないため,最近赤字路線として,JR西日本が公表した。歩道の利用者は,学生か私。高齢者は,免許を剥奪されることを恐れている。現状,私がわかったのはここまで。

都市部での生活が長い私としては,もっとバスや鉄道や自転車を活用したらどうだろうと思う。バスや鉄道もすでにあるし,電動自転車という選択肢もある。これらを活用すれば,十分な移動範囲になるのではないか。そんなことを思った。

この車偏重社会は,物理的な問題なのか,意識の問題なのか。私はここの住民の生活の実態を知らない。車でないと無理なのかもしれない。それにしても,歩行者と自転車がいなすぎる。ほんとうに,ほぼゼロなのだ。車を使うのが “あたりまえ” になっている部分もあるのではないだろうか。

車を持っていない交通弱者の1人として,この車偏重社会の実態について知りたくなった。あと,ひとりで歩道を歩くのはさびしい。歩道利用者を増やしたい。

そんな私の,交通弱者生活20日目を記す。

やったこと

今日やったことは,以下のとおり。
・ゴミ出し
・掃除
・ホームセンターでパート

終わりに

今日は,パート先まで歩いてみた。距離は3km。40分の道のりだ。個人的には大した距離ではないと感じている。というのも,大学時代は神奈川から東京まで2時間通学していた。会社員時代は,滋賀から兵庫まで1時間30分通勤していたこともある。その間,30分くらいは歩いていた。つまり,3km40分は私にとっては日常だ。1人でトボトボ歩いていて,このことに気づいた。

おそらく,電車で通勤する人は,片道30分くらい歩いているのではないか。家から駅まで,駅から会社までと。都市部の人たちの脚力は知らずしらずのうちに鍛えられている。この都市部で鍛えし脚力は,地方で活用できる。かもね。

最後まで読んでくれて,ありがとう。

移住の背景と現状は,以下をどうぞ。
移住を決断した理由(文章のみ)
最近の状況(写真多めでサクッと読める)

それでは,また明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?