掃除という写経 【地方空き家サバイバル，7日目，2022/5/29（日）】

家の至るところを掃除して気づいた。この家，すごい面白い。50年くらい前の木造住宅で，けっこう広い。そして，不思議なつくりである。平地から土を盛って建てられている。そのため，2階建てなのだが，1階より下の平地と同じくらいの高さにもう一部屋ある。この部屋で祖母が店を出していたらしい。この面白い家を建てたのはキュウザエモンさんという，ご近所の大工さんだそうだ。すごい腕の良い大工だったそうだ。この家を見れば納得である。この家を作るのは，さぞ面白かっただろう。ただ掃除しているだけの私でも面白いんだから。

古くてボロボロの家だが，家を作った当時の熱量はビシバシ伝わってくる。そんな，当時の熱量に励まされながらの，移住生活7日目を記す。

やったこと

今日やったことは，以下のとおり。
・窓用のエアコンを外す
・古い家電と金属を裏へ移動（次の収集日は7月…）
・種とジョウロの調達
・『移住を決断するまで』の執筆
・掃除

鳥の巣を発見

この家には，いったい何種類の生き物が住んでいたんだろう。さすがの私も，鳥の巣には唖然とした。蛍光灯の上にあった。いやまだある。これまで，無数の虫，犬と猫までは形跡を確認していたが，次は鳥である。どうりで，白い糞がついていたわけだ。

『移住を決断するまで』の執筆

移住を決断するまでの経緯を，書いてみた。他にやりたいことはいっぱいあったが，忘れないうちにと思い，書いた。文章の流れの都合上，抜け落ちた情報は結構あった。そのときどきの自分の感情や思考を拾ってあげられないもどかしさを感じた。なんとか書き上げたが，すごいモヤモヤしている。

終わりに

移住して，1週間が終わった。ほんと発見の連続だったな。こんな発見の日々も，いつかは日常に置き換わってしまうのかな。それは自分しだいな気がするな。周りには面白いことやその種がたくさん転がっている。それに気づけるかどうかってとこか。

最後まで読んでくれて，ありがとう。

移住の背景と現状は，以下をどうぞ。
・移住を決断した理由（文章のみ）
・最近の状況（写真多めでサクッと読める）

それでは，また明日。