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睡眠を求め,思い出の旅館へ 【地方空き家サバイバル,30日目,2022/6/21(火)】
生活の破綻に気づいたのは突然だった。毎朝しんどかったが、全然いけると思っていた。作業を始めてしまえば、しんどさはどこかへ消えた。
2日前,散髪と図書館のために家を出た。作業から解放された脳が少しずつ状況を整理したようだ。散髪を終え,図書館でこれから読む本を借り,帰ろうとしたとき。ふと思った。今の生活は持続可能か。そこからの検証作業はつらかった。ひとつわかったのは、この家には住めないこと。
国道からの騒音により起きた,睡眠障害。今後のことを考えたいが,頭がボヤケて考えられない。目的というエンジンもなくなってしまった。途方に暮れた。しょうがないので,旅館に泊まり,脳を休めることにした。
泊まった旅館は,下見に来たときに泊まったところ。移住プランを具体的に考え始めた思い出の地。そこで,この移住の出口プランを考えることにした。
久しぶりに静かな空間。工事現場にずっといるような生活から開放されて,脳がおちついてくるのを感じる。ただ,ぼーっとする。そんな時間を奪われていたことに気づく。
やったこと
今日やったことは,以下のとおり。
・埋め立てるゴミを出す
・旅館で宿泊
おわりに
移住失敗を悟ってから,いろいろな考えが浮かんでくる。まだ,やれるんじゃないか。このまま帰るのは無責任ではないか。無理しすぎていたのでは。事前の検討が甘かった。などなど。どれもその通りで,ごもっともだなと思う。一の矢は受けた。二の矢は受けない。これが今の私にできること。自分で自分を責めず,一つ一つけじめをつけていく。
最後まで読んでくれて,ありがとう。
移住の背景と現状は,以下をどうぞ。
・移住を決断した理由(文章のみ)
・最近の状況(写真多めでサクッと読める)
それでは,また明日。
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