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進化という退化

人間ってすごく特殊な生き物ですよね。自分を変えない。つまり、周りの環境を変える、作り変えるということをずっと続けて生きてきた。いろんな技術やモノを使って環境を自分たちに合わせようとする。
環境を変え続けてきた結果、「生きる」という感覚がどんどん生物本来のものからかい離してしまっていると思います。

            坂東元


たしかにだよなぁ〜、と思った。

たぶん、さまざまな地球上の動植物やウィルスや環境からしたら、人間ってのが一番脅威の変異を遂げている存在なのかもしれないな。

最悪最強の変異種=人間。

で、本人たちは変化する環境にその都度合わせていると思って、自分たちの変体に気づけていない。

あいつら鈍感がすぎるんじゃね?

そんな陰口を言われていたとしてもモンクが言えない気がする。

なんかあれやこれや解明というなのこじつけをして、わかればわかったっで恐怖に感じて、それをなんとかせねばと何やかやと造り出して、それで良かった良かったとならないで、恐怖が去ると忘れ去って、また同じ過ちを犯している。

戦争なんて一番の反省できない人間ならではの愚行だ。

それでも、戦争ができるように、できるようにと、武器商人が喜ぶ、武器商人に金と権力を回してもらっている政治家が喜ぶような法整備を、諸手を挙げて賛同する、武器を買って配備すれば安心だぁ〜、と叫びながら恐怖をつのらせている。

パンデミック、都市封鎖のおかげであの国の汚い大気がきれいになった、あいつらこれにこりてきれいな青空が見えるように金にばっか走らないで、少しは大気汚染を考えればいいのにな、と、隣国のことを揶揄しながら、自国の大気汚染、原発の汚染水問題には目をつむり何も言わない。

どこの国でも、人間がすることは多かれ少なかれ、似たようなところもあるのだろう。
だったら、人んちのことを悪し様に言っているヒマがあったら、自分ちをなんとか良くするように考えるのが先決なんだがな、どうもこの国の住人の多くは

「僕たちはとてもきれいな美しい国に住んでいる」
「いや、もうそれは過去のことで、いまはそんなことないし。見た目は綺麗だったとしても中身は薄汚れているし、科学も医学も後進国だし、インフラも全く遅れているし、国と企業は金持ちだけど住人は貧乏だし、人権後進国だし、やばいよ」
「そんなこはない!だって、総理大臣も大企業の社長も、みんなは幸せだよ〜、オレラはウィルスは気にしてないから君も気ににすんなよ、って言ってるもん!」

こんな感じだな。

憲法変えればウィルス対策ができる、そんな馬鹿なあり得ないなんもしてない政府が言うゴタクを半数近くの人間がこの期に及んで信じるって、もう、ほんと、やばいよねぇ。

むりやり何でもかんでも変えて、むりやり思い通りにして、環境を変えることで自分の居場所を作るって考え方を、否定できないでいても自問自答くらいはしなけりゃね、「これで本当に良いのかな?この道であっているのかな」って。

そろそろ、ほんとうの意味での進化をする必要があると思う、「VS 自然・環境」から、自然の一部としてある人間にどうしたら帰れるのかを考えないと。
人間が進化と捉えていた退化と傲慢の歩みを考え直す必要はあると思う。

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