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とんかつの歴史を3分で読む


「とんかつ」

名前の由来・豚”の音読みの「トン」と、フランス料理の"côtelettes"(カツレツ)の組み合わせ

とんかつへ
獣肉解禁 明治天皇(1872)ここまでの日本、基本的に肉食べちゃダメだった。

揚げるという行為は古代ギリシア・ローマ時代からある
日本料理 素揚げ・唐揚げ・精進あげ・竜田揚げ・天ぷら
西洋料理 そのまま・唐揚げ・ムニエル・フリッター・イギリス風の衣
中国料理 チンザア・ガヌザア・ロアヌザア・スウザア

豚のルーツ 5000年前にイノシシを家畜化
・中国では必需
・ドイツではハムなどで使い切り
・イスラム教とユダヤ教は豚を食べない

中国🐷→琉球🐷→薩摩🐷→さつま汁🍲(豚汁)の形で江戸に紹介される。
鎖国してる長崎のオランダ人、ソーセージ・ハム作る
1869年 養豚推奨(明治政府)
1900年 養豚推奨(アメリカ・イギリスより種豚輸入)

1872年 ホールコートレッツが日本に紹介される。
薄い肉に衣を着せて炒め焼き。ソースをかけてナイフ・フォークでたべる
とんかつー分厚い豚肉に塩・胡椒で下味、小麦粉・溶き卵・パン粉で天ぷらのようにあげる。
箸で食べやすいように切っておく。味噌汁と米がつく。

1895年 煉瓦亭(銀座)「豚肉のカツレツ」始める
このあと日露戦争で若手コックが徴兵されて、付け合わせとか言ってられないので
「大きな鍋にぼちゃぼちゃ入れて揚げる」「キャベツの千切り」登場。

1918年 河金(浅草)カツカレー始める
1921年 早稲田の学生がカツ丼つくる

〜〜ここまでカツレツの話。まだとんかつ未登場〜〜
1929年 ポンチ軒(下谷)が分厚い「とんかつ」を始める。昭和4年に宮内省からポンチ軒のシェフになった人が名付けた
1942年 「ポークカツレツ(とんかつ)」とレシピ本に初登場
1958年 和幸の1号店スタート

pork cutlet(日本のレシピ)
醤油に香辛料を混ぜたドミグラスソース。
グリンピース・いんげん・人参など温野菜だったが人手不足で切っておいた生キャベツになった。
ホールコットレッツ伝来から60年経てトンカツ誕生

1900年くらいからソースをかけて衣を外し、肉を食べて酒の肴に。その後、ソースに浸った衣を飯と混ぜて即席かつ飯で食う。という二回食える洋食として評判になった。

1989年全国醤油大会に、海外ゲスト枠でイギリスの「ウスターソース」が登場
19世期の頭にイギリス・ウスターシャー州 ウスターの主婦が考えた。
1900年に輸入が開始
1905年には「犬印ソース」(今のブルドックソース)生まれる。
1948年にとんかつソース(濃厚ソース)は神戸の道満調味料研究が発明。
1964年 中濃ソース(キッコーマン)によって、日本のソース類が出そろう。
(東日本が中濃、西日本がとんかつ&ウスターが発展している。)

農林省発表の「本邦の養豚」では、全国豚畜産数について
1916年 337,891頭
→1925年 672,583頭とわずか9年で倍増している。

大まか?に、この辺が面白トピックスでした。

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