答え出ないってよく見るので、出してみる。

もともと、苦労は買ってでもしたほうがいいらしい。
最近の「若者」とコロナウイルスは精神論が通じないので、付き合い方を考えないといけないようだ。

コロナ期に入ってもパン買うお金がなくて、パリを彷徨っていた時よりお腹は空いてない。

5月23日。間も無く緊急事態が解除されそうでございます。

やっと「つかんと」に戻ってオープン準備をする時が来る。
オープンした日に、宇宙で1番かっこいい「とんかつ店」になるわけだから、やるしかない。

若い人の意見は、聞いてみたい。
こんなに飲食業が大変そうなニュースにさらされて、まだ料理を続けたいのか？
まだサービスを続けたいのか？

「俺には、これしかないんで」って思ってるなら、まじで間違い。
人生って、めっちゃ選択肢ありますから。
秋以降にもう一度コロナウイルスが猛威を振るったら本当に仕事がなくなってしまうとか色んな想定して、色々と考えたほうがいいっすよ。
給料もらえるうちはね。

テイクアウト含めて、毎日人に会っていたボクからサービスの人にアドバイスがあるとすると
本当に信じられないくらい色んな「距離感」をみんな持っている。

マスクなんてしないぜ派から、服とゴム手袋、眼鏡にマスクで皮膚の隙間すら開いてない人もいる。
入り口で予約名を叫び、カツサンドから離れてくれと言われて、離れたらバババって取って帰っていく。

そこまで完全武装して買いに来てくれる気持ちは嬉しいけど、食事がコミュニケーションツールではなく「食糧」になった気分がしたので、コロナが開けたら、またいつか笑顔で会いたい。

いつも言っていた通り、個人店はお店は開けたほうがいいと思う。
自分には、1件だけ知らない鍵のかかったアカウントから「自粛期間ですよ」的なメッセがきたくらい。

自称世界一おいしいカツサンドと、世界一おいしいカヌレという最強をうたった2本槍で
見えない敵と戦ってみて、コロナウイルスが作る波によってガランガランと変わっていく価値観や気分に、寄り添ったりついて行くのは、超絶難しい。

#外食しよう → #stayhome → #テイクアウト #お家ごはん
この辺のスピード感はエグいほどだった。外食しようの時にステイホームは想像もつかない。
これからも、まだまだエグいはず。

インスタ上で、ストーリーズでカツサンドが10人以上シェアしてくれて、めちゃめちゃ盛り上がってる！今月の売り上げ記録ですね！

ってなっても、その翌日気温が30度近くなり予約が5個。みたいな。
豚もハーブもパンも発注していいもんだか・・・と難しい感じ。
緊急事態宣言の日、つかんとのオープンがストップになって、オープン準備の食材を全部破棄した経験もあるので、いつまでテイクアウトやるのか？いつ虎ノ門に戻れるのか？

色んなストレスにさらされる感じ。
そりゃ答えも出ませんわ。何も見えないんだから。

お店もうっすら始まり出した今週火曜日。
1日1組という制限された中でタコス屋を始めてみた。
予約サイトが、一瞬ダウンするほど予約が集まったらしい。

そして「カツサンドが美味しかったから、タコス屋に来た」という方が何組もいる。
嘘みたいな話です。そして、ほとんど知り合いの予約がない。

少なからず、TIRPSEってやつを頑張ってきた成果なんだろうと思うけど、ありがたい気持ちでいっぱい。

最強、世界1、宇宙1。
自分の作ったものを自分が1番っていうの、いいじゃんって言えるようになった。

コロナウイルスのおかげで「めちゃめちゃ最高だぜ！盛り上がってるぜ！」みたいな人は、ほとんど見ない。ってか、したら、怒られちゃう。

だったら、自分の作ったものが「めちゃめちゃ最高で、盛り上がってる」って言うのくらいは好きにしたい。

適当に最近思ったことを書いてみたけど、題名の出した答えはこれだ。

「もっともっとみんなで、違うことしましょ」

今月、ボクを知った人は本当に
昼はカツサンドとカヌレ屋、夜はタコス屋の人だと思っている。

レストランは出来るけど、3時間のTIRPSEは求められてない。
自分が想像したお客様がハッピーになるなら、形を変えられるのがレストランなはず。

あとは、色んな人を掛け合わせて、色んなことやってみたい。
レストランもテイクアウトも冷凍の配送も。

自分だけの力で、生き抜くのは無理。もう誰かの力を借りまくる。

今回、お店が潰れたり、大変なことになった人、仕事に問題を抱えた人がこれをみたら連絡ください。
ボクは、お店を閉めた経験もしてるんです。

事故みたいなもんですから。
事故になりたくて、生きてる人なんてこの世にいない。
自分の力も貸しまくるんで、なんか一緒にやりましょう。

では、今日が終わったらガツっと酒飲んで連休！