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Garganta con Arena(砂のついた喉)

先日アルゼンチンタンゴの名曲"Por Una Cabeza(首の差で)"のフラメンコアレンジバージョンを紹介させていただきました。

今回も同じディエゴ・エル・シガーラのタンゴのフラメンコアレンジバージョンの別の曲を紹介いたします。

"Garganta con Arena"(砂のついた喉)
タイトルだけ見ても、かなりハスキーな歌声を思い浮かべることでしょう。
この曲もいろいろな方がカヴァーされています。

Voz: Diego "El Cigala"
Piano: Jaime Calabuch "Jumitus"
Guitarra: Diego Del Morao
Contrabajo: Yelsy Heredia
Percusión: Sabú Porrina

ディエゴ・エル・シガーラのバージョンでは、サビの"Canta〜"のところが天に届く祈り、もしくは叫びのように聞こえませんか?

収録アルバムは"Cigala&Tango"
こちらの1曲目です。

この曲の原曲はアルゼンチンのカチョ・カスターニャ(Cacho Castaña)。サビの同じフレーズは「心の奥に届く」ように感じます。

この曲は有名なアルゼンチンのタンゴ歌手、ロベルト・ゴジェネチェ(Roberto Goyeneche)に捧げた曲といわれています。

バンドネオンの音がせつなく、時に狂おしいですね。

原曲については、こちらの記事でより詳しく説明されています。タイトルも「砂まじりのしわがれ声で」と訳されています。ロベルト・ゴジェネチェ氏の声のイメージがより明確になりますね。

歌詞の翻訳も見られます。内容がわかるとより曲に対する思い入れが強くなりますよね。

世界の音楽情報誌 月刊LATINAさん、現在は"e-magazine LATINA"になっているのですね!

では、今日も素敵な一日を!


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