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【ブログ】生きにくいけど、今はなんとか生きれてる

私には「理解されにくい苦手」があります。
それは「文章を読んで理解すること」です。

よくあるよ!と思われるかもしれませんが、これまでの周りからのリアクションから考察するに、あまりいないようで。自分が一番びっくり!

「文字を読んで理解すること」の苦手をざっくり細分化すると、
・文字を文字として認識するのに時間がかかる
・文字を認識してから読み進めるのがとても遅い
・読んでいるものをイメージ(絵、グラフ、映像など)に置き換えられないとあまり理解できない
という状態です。

なので、
・絵や写真がないお店のメニューを読むのが大変
・公共交通機関を使うときはよく迷子
・仕事に必要な資料は周囲と同じ速度での理解が難しい
です。

なので、
・メニューは選んでもらう
・迷子になったら近くにいる人に助けてもらう
・仕事はめっちゃ人に聞く
などなどしながら生きてきました。

でも、完全リモートワークでは声を掛ける先輩が近くにおらず、業務資料を読むのにめーーーっちゃ時間がかかって、先輩から「さっぴーさん...こんなに長い時間、何してるの...?」と言われる始末。

業務資料読んでます!!!

「分からないことあったら聞いて。」と仰っていただいたものの、「えっと、まだほとんど読めてないです..!申し訳ございません..!」という。

暫くして病院送りになり、お医者さんからアドバイスをいたただきました。

そのアドバイスは、私は耳から情報を得る方が分かりやすそうとのことで、「耳から理解しなさい」と。

ということで、今はパソコンの音声読み上げソフトにテキストを読ませて仕事をしています。

とっても楽チン!!!
遅いことに変わりはないけど!!!


そして現れた天使。

今の仕事場には海外で過ごしてきた日本人の先輩がいて、

研修時に「こういうわけでご迷惑おかけするかもしれません...。」というお話をしたら、

「海外ではよくあることだよ!」ということで、私が理解しやすいコミュニケーションを一緒に模索してくれたり、研修や日常のコミュニケーションを工夫してくれたり、とても助けていただきました。

先輩のおかげでやってこれた。本当に。

今の会社の代表も、私がカメ速度で理解するのを「ゆっくりで良いですよ」と待ってくれます。

泣いた。


今はこんなにもあたたかな先輩と代表のお陰で、申し訳なさを感じたりせずに、心地よく過ごすことができています。

でも、きっと、ずっと彼らのそばで働くことはできなくて。

訓練を重ねてだいぶ理解速度も早くはなったけど、近い未来、また困難な状況に陥るかもしれないな〜と思っています。

でも、どこかに理解してくれる人がいたり、受け止めてくれる人がいることを忘れずに、生きていきたいな〜と思うし、苦手をあまり気にせずに生きていきたいな〜と思います。

また、同じように困っている人がいたら、私が周囲に助けられているように、私もできる限りのことをしたいと思います。

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