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ニュートラルな状態でのワンネスという感覚



私は今年の春、向き合いの途中で、この言葉に出会いました。


《ゲシュタルトの祈り》

私は私のために生きる。
あなたはあなたのために生きる。

私は、あなたの期待に応えるために生きているわけではないし、

そして、あなたも、私の期待に応えるために、生きているわけではない。

私は私。
あなたはあなた。

もし、偶然が、私達を出会わせるなら、それは素敵なことだ。

たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。

                                           フレデリック・S・パールズ




「私は私。あなたはあなた。... 」
この言葉に出会った時、私は私自身、あなたを父親に重ねて捉えました。
それぞれが別々の存在で、個々の自立が大切で、自立して生きていいという事。会えても会えなくてもそれはご縁だから、素晴らしい事で、仕方のない事。というふうに意味を受け止めました。
確立した自分がまだ無かった私にとっては、私は私でいいと、私は私でしっかり自分を持っていい、と、そういう意味に思えて、この言葉が好きになりました。


先日、初めて参加したセラピー会場でお会いした女性の方が、同じこの言葉を仰っていて、ワンネス、と話されました。
私は、私のこの言葉の受け取り方は、どちらかと言うと、ワンネスとは真逆...だと思っていたので、不思議に思い、どうしてそう仰るのだろう...と、思いました。


今朝、目覚めてすぐ...またこの言葉が思い浮かびました。
そして、私は私、あなたはあなた...、自他尊重...。と思って、あっ... ...と思いました。
それぞれが個々に違っている事。それは当たり前の事。それぞれを認めて、それぞれを尊重する事...当たり前に大切な事...。それぞれを尊重し合う世界...大きく考えたら、1つ、という事...。
そう思いました。


そして、...
あ...ワンネスだった... ...と。これが、...ワンネスなんだ...と。この言葉は、ワンネスに繋がっていたんだ...と、思いました。
...あれ?...と思いました。以前は、そうは思わなかったのに...と不思議に思いました。...ワンネス...。初めて、そう思いました。


向き合いの途中では、私はニュートラルな状態ではなく、今はニュートラルな状態に近づく事が出来た為、受け取り方、捉え方に変化があったのかもしれない...と思いました。


私は、ワンネスという言葉は知ってはいました。でも、ワンネスという事、その、全ては1つ、という感覚は、ずっとどういう事かわからない...と思っていました。
あと、みんな違ってみんないい、という言葉は、随分前から共感して、そう思っていました。
その事が今日、繋がって、腑に落ちて、初めて、ワンネスという心体感覚が、少しわかったように思いました。
ニュートラルな心身の状態で、様々なバランスを保ち、ワンネスという感覚も持って過ごす事、私にとって、大切な気づきでした。




お読み頂き、ありがとうございました。




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