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RocketStar、宇宙船推進用 核融合強化プラズマエンジン「FireStar Drive」の実証に成功

宇宙開発ベンチャー企業のRocketStar Inc.は、画期的な電気推進システム「FireStar Drive」の開発に成功したと発表しました。従来の水素燃料式プラズマ推進器に、核融合技術を応用したものです。

FireStar Driveは、水蒸気をイオン化して高速の陽子を作り出し、推進力を得る「M1.5」という既存のプラズマ推進器をベースにしています。そこに、ボロン原子核との衝突で核融合を起こす機能が追加されました。核融合により生成された高エネルギーのアルファ粒子によって、推力が従来比50%向上する仕組みです。

FireStar Drive

ロケットスターCEOのクリス・クラドック氏は「我々は単なる改良ではなく、全く新しい概念の推進システムを生み出すことに成功しました」とコメントしています。

FireStar Driveはまだ地上試験段階ですが、今年7月と10月に予定されているSpaceX社の打ち上げに、性能実証のための搭載機材として「M1.5」が参加します。FireStar Drive自体も、地上試験の後、2025年2月にRogue Space Systems社の衛星に搭載されて宇宙空間で実証実験を行う予定です。

核融合技術の応用により、宇宙開発に新たな飛躍がもたらされるかもしれません。ロケットスターの今後の展開に注目が集まります。

詳細内容は、RocketStarが提供する元記事を参照してください。

【引用元】

https://rocketstar.nyc/wp-content/uploads/2024/03/FireStar-Discovery-Release_FINAL-1.pdf

【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7

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