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本の話ーモデルとスタイリング

今日は本のモデルちゃんを選んだ時のお話です。
編集さん、スタイリストさん、カメラマンさん、デザイナーさん
みなさんと打ち合わせした時に、モデルをどんな子にするか?
という話題になって、その時にでた何人かの候補の中からSophia Byrneちゃんにモデルを務めてもらうことになりました。

女の子らしい雰囲気の本にはしたくなかったので、はじめは男の子のモデルをという案もあったのですが、ユニセックスな雰囲気を持つソフィアちゃんにお願いしました。

ソフィアちゃん頭に乗せてくれてありがとう。
最高に可愛い!

Photograph : Eriko Matsumoto

こんな表情をしてくれるソフィアちゃん最高じゃないですか?
犬が乗っているのとかちょっと嫌そうな表情が可愛くて可愛くて。
ソフィアちゃんの未掲載の写真は松元絵里子さんの写真の方のインスタアカウントでも見れますのでぜひ見て頂きたい。
この写真のpostに書いてある松元さんの言葉も素敵なのでぜひ。
(松元絵里子さんの写真の方のInstagramアカウントはこちら→@matsuerico)


ぬいぐるみというと、女の子のおもちゃというイメージも多いかなと思うのですが、私は男の子にも、なんなら子どもじゃなくてもぬいぐるみを楽しんでほしいなという思いがありました。女の子のものという先入観をなくしたいなと。
男の子もぬいぐるみ大好きじゃないですか?
うちの5歳になるBOYも1歳のお誕生日にプレゼントした犬のぬいぐるみ(黒のラブラドール、DOUGLAS社製)をいつも小脇に抱えています。
たまにリュックにぎゅうぎゅうに詰めて出かけたり、いつも一緒です。

それと、ぬいぐるみを可愛く抱っこするとか、きちんと並べるとかではなくて、日常の生活の中に溶け込んでいるように写していただきたいという気持ちもあって、ボーイッシュな格好も似合うソフィアちゃんと、たまに転げたり、後ろを向いていたり、ひっくり返っているようなぬいぐるみたちで撮影していただきました。

これは背表紙のカット。転がってるぬいぐるみって愛らしくないですか?

出版社によっては、こんなふうにあっちこっちに転がってるカットは使わせてもらえないこともあるようですが、このカットを背表紙に選んでもらえてとても嬉しかったです。
遊び終わった後のぐちゃぐちゃみたいな、そんな雰囲気がたまらなく愛しい。
スタイリングも最高です。

本の最後の方のページにポップコーンのシーンがあるのですが
そこもとってもいい雰囲気で仕上がっているのでぜひみていただきたいです。
アメリカの映画に出てくるシーンのように作っていただきました。

女の子も男の子も大人も子どもも、ぬいぐるみを楽しんでもらえたらいいなと思っています。

『手縫いでちくちく どうぶつぬいぐるみ』

尾崎歩美

文化出版局

2022年1月18日頃発売

(文化出版局さんのページでは1月27日発売と記載されています。)


お近くの本屋さんに並ばない時はぜひ本屋さんでご注文ください。

Amazonや楽天ブックスでも取り扱っていただいております。






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