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複雑不可思議な心を可視化しよう

ただいま。

しばらく風邪をひいていた。息子がひいた風邪を珍しくもらい、完全に心も身体もダウン。何より酷かったのは、頭痛。発熱があり頭痛がある。それは本当に辛くて何もできない時間ばかりが過ぎた(検査はしたけど陰性だった為、風邪とのことでした)。

妊娠中、悪阻がひどかったとき、1分1秒をものすごく長く感じて枕を濡らしたことがあったけど、まさにそんな感じ。

頭痛が邪魔をして仕事をさせてくれないし、読書もできない。テレビなんて観てると余計に頭が重くだるいし、ラジオも喧しい!と気がついたらスイッチ切っていた。

そしてこのとき、久方ぶりに夫と衝突。理由は子どもじみた理由なので恥ずかしいが…気にかけて欲しかった。それに尽きた。

気にかけるのは私に対して直接じゃなくていい。ただ、私がいつも通りをできない分、息子に関しては私のしていること、気にかけてやってることをしてやって欲しかった。夫なりにでいい。私と同じようにしてとは言わないから。

でも、どんなときも生活のペースを崩さない夫に、母としての体裁やらなんやら被るもの被って本音が言えなくなった私は憤慨した。

「2人の子でしょ!!」

このことに関してはいつも言い返してこない。ただごめん、と頭を下げる夫に張り合いがない、とやり場のない感情を持て余したりする。

そしてきっと、これをまた繰り返すのだろうと思うと泣きたくなるのだ。怒るってエネルギーがいる。ただでさえ調子が悪いのに、エネルギー枯渇もいいところだ。

そんな夫婦の山場を乗り越えて普段通りとなった今、私は風邪と決別したものの憂鬱さが後を引く。

何もしたくない。何も楽しくないし興味がわかない。でも、やることはある。そうすると、やることは「やるべきもの」に変わり私を苦しめるのだ。なんということだろう…。

人と会ってみた。
楽しいんだけれど、別れた後の気だるさと脱力感、虚無感に苛まれた。

ひとりで充電を試みた。
仕事は待ってくれないので、無理なく調整してやりつつ時間を作る。気がついたら眠っていた。

術後の行動制限ある母の身の回りのことをフォローしに2-3日で実家の往来がある。そろそろ辞めてもいいかな、と思うのに自分から言い出せないのは、昔からの癖だ。…逆らうことが怖い。悪循環。同時に「ありがとう」と言われたい幼心もある気がしないわけでもない。今までの分を取り返すくらいに。

また、息子は反抗期の沼に片足を突っ込み始めた。どう工夫して言葉をかけても、お互い嫌な気持ちになることから逃げられない。私の心はさらに折れそうである。反抗期はなきゃ困るものだと聞くけど、これを超えた世の子育て経験者はすごいなと思う。

苦しいなあ。息の仕方忘れたみたいになるって表現は恋愛に多い気がするけど、息の仕方を忘れるってけっこうある気がする。

息の仕方を忘れて、ただ空気中で溺れる自分の滑稽さに呆然としちゃう。呆然として、ふと我に帰り慌てる。沈まないようにと。

これがまあ、難しい。

今の私のリフレッシュ法はなんだろう。ここまでnoteを書きながら考えてみたけど、結局全部今できないことになっているからリフレッシュできない。フラストレーションが募るばかりだ。

他のことに目を向ける機会でもあるのかもしれない。具体的には浮かばないけど、そんな気がする。

…と、ここまで書いて一旦寝かしつけ。今日はすんなり眠ってくれた…よかった。

今は誰とも喋りたくないし、誰とも会いたくない。書くことも、「仕事」関係のことは書けない気がする。創作も出してみたけど、頭の硬いありきたりな完結しない物語で呆れてしまった。

疲れた。何度か消えたいと思ったけど、それって答えだよね。今の自分の気持ちの。


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