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拷問寝たきり生活でも鬱にならなかった理由

今までの記事で何回かお話しているように、
私の身体には拷問のような異常事態が起きていました。

寝ても覚めても右腕が痛い、力む。
腕から指にかけて知覚過敏で、常に硬直して気持ち悪い。
腕の動きを自分の意思でコントロールできない。

ざっとこんな感じの症状が続いていました。
原因は、肩と腕の凝りから始まり、脅迫概念、脳の思い込みなど・・・
今も回復中で、新たな原因も分かってきています。

何が辛かったか。
単純に、寝ても覚めても痛い。気持ち悪い。

一時期はほぼ寝たきりで、流石にそこまでひどいと、
鬱にならなかったの?とよく聞かれますが、
なりませんでした。

というか、寝たきりで病院へ行くことすらできなかったので診断も受けておらず、鬱になっていたかも分からなかったという状態。

ただ自分で客観的に見て、
憂鬱な日はあったものの、その状態が続くということはなかったです。

このままでも良いや、と思っていたからです。

これは、ちょっと行きすぎた考え方かもしれません。
推しはしません、ただあくまで私が持つ考え方の1つ。
そういう捉え方もあるんだな、とさらっと読んでいただければ嬉しいです。

私の場合は肉体的な痛みと気持ち悪さが大部分で、
痛いものは痛い、物理的に無理なものは無理。病院に行っても原因が分からないし治らない。本当に何のしようもありませんでした。

きっと心も同じように、
無理なものは無理。出来ないことは出来ない、
どれだけ時間が経っても調子が良くならない人もいるだろうし、何のしようもないのだと思います。

そして、ここからが我流の考え方です。

ただ浮遊する。尽きるときは尽きる。
何も変わらなくていい。それでいて悪いことがない。

そうすると、タガが外れていく。

いつまでには社会復帰を目指さないと、自分は家族に迷惑をかけている、何にも貢献できていない・・・

など、世の中、職場、交流関係、家族など、自分を取り囲む全てのコミュニティの中の一員(自分)として、自分のあるべき姿というゴールみたいなものを考えなくなる。

自分のことが一番の問題である時に、周りのことは完全抜き。

基本的に、自分に今エラーが起きている状態を特別視しなくて良いと個人的には思っています。
特別に思うと、普通にならきゃと、時間に追われながら焦ってしまいますから。

それが良い方向に作用するならもちろん良いのですが!

ぶっちゃけて話すと、
私は、この痛みにこれ以上耐えられない、というのがあったので、
今年中に治らないなら自分で命を絶とうとかなと考えていました。

寝たきりで、痛い痛いで、天井をずっと見つめながら、自殺方法も調べていました。
旅立つ準備に向けて、スマホのデータも削除していく中、
仲の良い友達に、私死ぬわ、とラインしたら
どの方法で?と返ってきました。
たかがこの世からいなくなっただけで、特別なことではない。
そして、いなくなっても私の価値が無くなったり、無かったことにはならない。息していてもしていなくても誰もが素敵で、最高ですから。

ちなみに、身体は良くなってきているのでまだ地球旅を続行しており、今があるのです。

どんな状態でどう機能するか、それは全ての中の一部。
何にも貢献できていないとか、迷惑かけているかとか、生きているか死んでいるかとか、そんなのどちらでも良い。
そして、どんなものも無いものにはならない、虐げられない。

目指すところはない。
あるべき様なんてない。
それは自分だけに向けて良いもの。
生まれた時から死ぬまで何もできないと思う自分でいてもOK。

働けないどころか何もできないし何も考えられない、それで良い。
とりあえず生きるために誰かに頼っていたり支援を受けている、それで良い。
このまま一生過ごすかも、それで良い。

これは、自分の価値や自己肯定感を下げるとかいうのとは全く違う。
逆に、価値や自己肯定に必要な条件がある方がナンセンスだと思います。
生死も関わらず、無条件に最高の価値がある。
そして全て尊重されるもの。

そして、自分自身のことだけを基準に、楽になりたいな、解放されたいな、と思うなら自分だけのために少しづつ変わっていけば良い。

以前記事にも書きましたが、
いつもと違う手でドアノブを開けるという行為だけでも、変化を起こしていけるはずです。

なにでも良い。
本気でそう思えたら、自分の命の使い方を丸ごと尊敬できるはず。

なにでも良いのですから。

神様みたいな視点になりましょう。
なにでもいいやって。
変えないといけないことなんてない、ダメなことはない、もちろんたくさん貢献したら良い、たくさん活動したら良い。

思っている以上になにでもいいと思えばいいと思います。

ご自由に、気楽に、自分マターでさらっと過ごしましょう。

xoxo





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