最初からちんちんを見たい勢ではなく、ちんちんを見るなんてありえない人にちんちんを見せるためには。短歌を見せるためには。

　今回の話は生まれたときから人はどこまで運命が決められているのか、という話である。

　私はタロット占いも得意としていて、タロット占いをする、という名目でよく女性と出会い、1案件１おっぱいで占いを受け付けていたりする。人はだいたい、最初に用意している悩みは表層の悩みで、占われているうちに本当に占いたいことが思い浮かぶので追加でもう1案件占う事になり、それで無事、２つのおっぱいをいただけるという事をしているのだが。

　そのタロット経験からいうと、運命はだいたい１週間以内～一月間はほぼ固定だけど、それ以降はかなり変化してしまう。だから外れることもある。
　ただここでロジックがあり、「運命」は変わるが「宿命」は変わらない、という言い回しをして、そうやってよく人を騙し、おっぱいをいただいている。

　これはシンプルな話で、宿命とは「生命は必ず死ぬ」「エネルギーは高いところから低いところへ流れ、いつかその流れは止まる」みたいな天の摂理（≒エネルギー第一法則、に代表される物理学の基本原則）話で、これはもう、人間では動かせない出来事である。
　宿命を知っている者は強いし、その宿命さえわかればあとはそれに外れない助言や情報を得れば、いろいろとうまくいく。占い師は人からその宿命を短時間で嗅ぎ取り、それにそった言葉を出すから歴史上重宝がられてきた。

　で、運命とは、「現在の状態から展開が予想されるリアリティのあるシナリオの一つ」であって、人は現時点ですでに数本の脚本を持っている。そのシナリオは、「宿命」からは大きく外れないし、なんというか……第1話～第３話くらいまでは、その運命通りの事が行われる。

　ただし……これ連ドラとか長期のアニメが好きな人とかはわかると思うんだけど、最初に建てられたプロットから、視聴者のリアクションやスポンサーの都合、視聴率によって、大きくひん曲がることがある。
　第１話の時点では第25話でざっくりとした「プロット≒運命」があるんだが、上記の理由でその25話がそのまま展開されるのは……これは長期アニメあるあるだけど、ほぼ稀だ。原作付きであろうが、無事25話を迎えるようなドラマって、ディズニーとか巨大資本がついてるガチガチのリメイクアニメだけなんじゃないか。だいたい12話くらいで歪むんだよ……。歪むんだよ……。

　で、表題。
「最初からちんちんを見たい勢ではなく、ちんちんを見るなんてありえない人にちんちんを見せるためには」どうしたらいいか。
　つまり、現時点で「知らない男のちんちんを見るなんてありえない」というプロットを持ち、第1話『使徒、襲来』をやっているようなシンジ君に、どうやって我のちんちんを見てもらえるんだろうなあという悩みなのです。

　シンジ君だったら、うーん……アスカが精神崩壊するくらいの話数までいけばちんちんを見てもらえるだろうか。いや、もっと早い段階で、シンジ君が落ち込むタイミングがなかったか。……第4話くらいで！　あれだ『雨、逃げ出した後』だ！　あれは、ちょっとやんなちゃったシンジ君が放浪するんだよ。で、山の中でサバゲー好きのケンスケに出会ってテントに入って心の交流……

　そこだ！　そこで、ファンタスティック相田ケンスケの、スーパーおちんちんタイムが、発動する！

　このように、運命をちょっと変えれば、無理せずシンジ君にちんちんを見せることができる。でも、少なくとも第三話までは無理だ。いろいろありすぎる。

　つまり、運命を変えるには、ＴＶ版エヴァでいう3話、つまり、大体３週間くらいかかるんじゃないかというのが、私の仮説である。

　そんなことしなくても、現時点でちんちんを見てくれる人にちんちんをみせればいいじゃないか、と思われるかもしれない。それが一番コスパがいいと。

　でもなあ、それだと、衰退していくと思うのだ。ちんちん見せというジャンルが。世代を経て、どんどん縮小してしまう。
　外に向かう力がないといけない。シンジ君に「ちんちんが……僕は、ちんちんが見たい、です！」と言わせるために、3週間。3週間が必要だ。

　何をすればいいんだろうなあ。

　とにかく3週間の間、一人一人の脚本に沿って、言葉や行動に影響を与えなければ。そのためにもまず、運命を変えたい人の脚本の中に登場しなければならない。
　そのとき、モブではだめだ。ちゃんとネームドちんちんでなければならない。汎用グラではいけない。わたしが私としていなくてはならない。

　そのうえで、ちんちん。それも露骨なのではなく、向こうの脚本の方向性にそってちんちんを露出する。
　だからとにかく、まずは相手の運命……いま走りだそうとしている脚本を確認し、さらにその奥にあるその人の宿命を知らなければならない。

　だから……そうだなあ。やはり占いだなあ。占いをすることで、相手の宿命を知らないと。いや占いでなくてもいいのか。相手の宿命、もっと広く、日本人の宿命、現代人の宿命を、わたしはみたい。

　で、冷静に、とりあえず現在の「宿命」としては、「コロナで経済大打撃で、スーパー富裕層以外、うまくいかない」。これは占いしなくてもわかることだ。

　ここに、ちんちんを見せる隙間があるかどうか。
　ちんちん短歌を読んでもらう、味わってもらう運命の歪ませ方は、あるかどうか。

　まずは、登場しないとなあ。世界に、ちんちん短歌を出現させなければ。みんなが、ここ3週間、もっと落ち込む。だめになる。自宅に居ないといけなくなる。

　その中で、どうちんちん短歌が目の前に現れればいいだろうなあ。
　とりあえずダラダラと、文学フリマまでちんちんnoteを更新してみようとは思う。こつこつと。なにごともこつこつと。

　そして私にタロットを占われたい方は連絡ください。100％当たりますので（ギャンブル以外）、逆に言えば100%現在の状況からくる運命を外すこともできます。100%ですからねえ。

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本日は有料パートはなし。気が付いたらまた有料パートを復活させます。