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ジュニア推し活入門 上

はじめに

みなさんには、家族やお友達や部活の先輩や後輩以外で大切にしたいひとは、いますか?
学校や塾や習い事や日常生活の疲れを癒してくれる存在。そう、それが「推し」です。
アイドル・アニメ・歌い手・映画・演劇・お笑い芸人・音楽・ゲーム・スポーツ・声優・タレント・俳優・Vtuber・漫画・モデル・YouTuberなど…。
今回の記事では、18歳(高校生・高等学校に準ずる教育機関の生徒や学生)までのみなさんが推し活を楽しく送れるためのポイントを説明いたします。
最後までごゆっくりお楽しみください。

最新情報のチェック

公式SNS

近年では、SNSでの情報告知が主流になっていますね。
Twitter(ツイッター。「X」(エックス)に改称)、Instagram(インスタグラム)、TikTok(ティックトック)、facebook(フェイスブック)など。最近では、Threads(スレッズ)も登場しましたね。
タレントやアーティストなどは、主にこのようなプラットフォームで最新情報を発信しています。
大切な情報を見落とさないためにも、これらのアプリの通知設定をオンにすることをおすすめいたします。
なお、詳細な通知設定をすることも可能です。
【なりすましアカウントに注意】
SNSにアカウントを作成し、推しや推しに関連するアカウントをフォローすると、次のような、いわゆる「なりすましアカウント」にフォローされてしまう恐れがあります。
・アーティストなどの公式アカウントのなりすまし
・フェスやイベントの公式アカウントのなりすまし
【なりすましアカウントの見分け方】
これらのアカウントは、本物のアカウントと同じプロフィール内容や投稿内容を記載しているなど手口が巧妙なので、一見すると本物のアカウントと見紛うケースが多いです。

・フォロワー数が極端に少ない
・アカウントの文字列が不審
・フォロー中のアカウントであるはずなのに、フォロー中であることを示す表示がない

これらにひとつでも合致するアカウントは、なりすましアカウントです。
すぐにブロックしましょう。
ブロックしたことは相手には全く通知されないので、安心しましょう。

公式サイト

アーティストへのインタビューなど、SNSでは表現しきれない情報が充実しています。
大半は無料で閲覧できますが、中には月額課金制としているサイトもあります。月額課金制サイトに入会したい場合は、おうちのひとの許可を必ずもらいましょう。

ファンクラブ

SNS主流の時代となったものの、インターネットができる前からずっと続いています。紙の会報誌など、ネットでは得られない情報が得られたり、コンサートチケットの優先予約を申し込めますよ。
入会したい場合は、おうちのひとの許可を必ずもらいましょう。
郵便振り込み(振り込み用紙がスキャンできる郵便局のATMからでも支払えます)やおうちのひとのクレジットカードでの会費支払いをお願いしているファンクラブが多いですが、現在はATMからのペイジー(銀行振込)払いやコンビニ払いでも支払えるファンクラブもあります。

【主な特典】ファンクラブによって内容が異なります。
・会員証の発行(カード形式ではなく、デジタル会員証の場合もあり)
・会報誌の発送(紙の会報誌ではなく、WEB会報やDVD会報で展開しているファンクラブもあり)
・チケット優先・先行予約(必ずしも当選するとは限りません。外部主催公演など、対象外の公演あり)の実施
・番組観覧への参加や出演番組へのエキストラ出演(顔がバッチリ映るため、応募前には学校との兼ね合いに充分気をつけましょう
・会員価格でのライブ生配信の視聴
・グリーティングカードの発送
・会費継続記念品プレゼント
・周年記念品プレゼント
・コンサートなどの会場での記念品プレゼント
・会員限定グッズの販売
・ファンクラブイベントへの参加(会場・オンライン)

また、ファンクラブとは別に、無料会員サービスや、無料メールマガジンサービスを設けているところもあります。
ファンクラブに入会して、推しの応援を思う存分に楽しみましょう。

著作権と肖像権

推しのPRや推しへの愛情を表現する目的で、ネット上の投稿に画像や動画を添付したいと考えている子が多いと思われます。でも、その前に、下記のチェックポイントをちゃんと守りましょう。

画像と動画

【掲載可能なコンテンツ】
・自身のカメラで撮影した会場の看板、主催者側が設置したフォトスポットでの撮影、ロビー内の花輪。その他撮影可能場所での撮影
※ただし、他の客の映り込みに注意
・主催者側が客への撮影許可ならびにSNSへの掲載許可を出しているイベント等で撮影した、本番中の画像・動画(ただし、撮影機材や撮影可能な場面等についての指定あり)。
・出演者が視聴者への撮影許可ならびにSNSへの掲載許可を出している場面で撮影した、生配信動画のスクリーンショット。
・(公式側による画像・動画が含まれている)元投稿へのリンク貼り付け、元投稿のリツイートや引用リツイート。ならびにこれらに相当する形での投稿。
・ブラウザ画像検索結果のスクリーンショット

【掲載に際しては充分に注意すべきコンテンツ】
※いずれも、画像内にアカウント名や「禁無断転載」的なメッセージを織り込んでの掲載は可能(自身の責任の範囲内で)
・公式グッズとして販売しているアーティスト写真・チェキ・ブロマイド(画面録画・スキャン・カメラ撮影問わず)
・ジャケ写
・アーティスト写真がプリントされた公式グッズ(ポスター・カレンダー・うちわなど)

【掲載不可なコンテンツ】
一旦端末に画像保存した画像の掲載
・チケット当選画面、チケット半券(座席番号やチケット発券場所やQRコードやバーコードなど重要な情報が含まれているため、悪用されてしまう危険性があります)
・雑誌画像やチラシ(画面録画・スキャン・カメラ撮影問わず)
・公式動画や有料動画(DVDやブルーレイなど商品化されている動画も含む)を収めた画像・動画(画面録画やスクリーンショット、カメラでテレビやパソコンの画面を撮影したもの問わず)
※古い海外アニメなど、著作権が失効している作品は対象外

ファンアート

みなさまの中には、イラストや手芸や工作が得意なかたが多いことでしょう。昔は、雑誌に似顔絵コーナーがありましたね。
ファンアートを作成・公開する場合は、下記の禁止事項を守りましょう。
【禁止事項】
・歌詞の添付
・他アニメとの「コラボ」など、著作権を侵害する恐れの強い内容
・性的な描写など、人によっては不快感を与える恐れの強い内容
・他人の作品の模倣

※手作りグッズに関しては、個人として楽しむ範囲のみの利用をおすすめいたします。

プレゼント

「推しにプレゼントを贈りたい!」と考えている子が多いと思われます。
しかし、まだ親御さんからお小遣いをもらっているうちは、手作りグッズ(著作権や肖像権に引っかからないもの)や似顔絵、バースデーカードやお手紙や日頃の声援が一番適切なプレゼントです。なお、修学旅行など学校行事のお土産のプレゼントは許容範囲内ですが、事務所の規則に従ったうえでプレゼントしましょう。ちなみに、私は高校生の頃、あるタレントさんに手編みのマフラーをプレゼントした経験があります。
本格的にプレゼントを贈りたい場合は、将来アルバイトや就職をしてからにしましょう。

注意すべき推し情報

万一、推しについて、公式サイトや公式SNSに掲載されていない情報を見つけた場合は、極力信じないようにしましょう。何か動きがあった場合には、推しの公式サイトや公式SNSから正式な発表があるので。

「ジュニア推し活入門 中」に続きます。

ジュニア推し活入門 中

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