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美術館デートのすゝめ

こんばんは、花です。

突然ですが、みなさんは美術館で鑑賞する際、おひとりでゆったりと回る派ですか?
それとも誰かと一緒に鑑賞する派ですか?

ちなみに私は学生の頃は、ひとりでゆったりと鑑賞する派で、目の前にある作品とは自分の中だけで向き合いたいというこだわりがありました。
何故か大学生のころは、こだわりが強かったのか
美術館だけはデート断っていました。⇦

ただ社会人となった今では、恋人や友達と一緒に美術館デートをするのがとても好きです。
(※もちろん、1人で見に行くことも好きです。)

そこで、かつての私みたいに断固美術館は1人派!という方々に向けて、自分の思う、美術館デートのメリットをお伝えしたいと思います。

どっちがいいとかではなく、特定の相手と行ってもこういう楽しみ方もあるんだ、という感触で読んでいただければ嬉しいです。

美術館デートのメリット

①会話がなくても楽しめる
特に、付き合う前or付き合いたての時はデート最中に
話題に困ってしまうこともよくあるのではないでしょうか?
美術館は静かに絵を鑑賞するのがマナーですので、
何を話そう?というような心配をしなくて済みます。

②計画が立てやすい
天候に左右されない分、雨天の場合でもキャンセルになることはありません。
また、外に出て散策したいけど、寒い・暑い場所は控えたい、、というデートにはぴったり。

③相手の趣味趣向がわかる
美術館にはさまざまな作品が展示されています。
鑑賞後、お互いの好きな作品やミュージアムショップで販売されているポストカードなどのグッズを見て、会話しているうちにお互いの好きな傾向の解像度が上がりますよね。

おひとり派に向いている美術館・展示会もある

今まで学生の頃、好きだったギャラリーや展示会はどちらかというと好みのはっきり分かれるようなジャンルでした。
いわゆる、インスタでみんなが行ってるの投稿してるから行こう!というようなスタンスではなく、
自分が本当に興味のある展示会や美術館をいくつかリストアップして、移動時間考慮して予定を組みながら、平日の時間を狙って誰にも邪魔されることのない、1人での美術館巡りを楽しんでいました。

ではなぜ急に誰かと行きたくなったのか?
少し掘り下げてみました。

美術館デートの魅力に気づいた要因

①自分の趣味趣向を誰かに共有したいと思うようになった
ずっとひとりで噛みしめていた、美術館巡りという
自信のある楽しみ方だからこそ、それを誰かと共有したいと思えるようになったのかもしれないです。

②生活環境の変化
社会人になって、自由になれる余白の時間が土日に限られたことにより、自分が好きなこと+自分が会いたい人をコラボさせて、効率の良い休日の過ごし方を無意識に求めているのかもしれない。

③新たな視点を求めている
誰かと一緒に行くと、必然的に、
i) 作者 ii) 自分 iii) 相手 の計三者の感性に触れることになります。
いくら恋人や親しい友人とはいえ、感じること・考え方・好みは違ってくるので、美術館デートをきっかけに新しい視点や相手の新たな一面に気づけるのも一つの学びとしていいなと思えるようになりました。

長々と綴りましたが、要するに何が言いたいのかというと
私は今、無性に美術館デートに行きたい。
ただそれだけの話です笑

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました ☺︎

ちなみに、今回の記事の画像は
東京都写真美術館(恵比寿)に展示されていた
The Kiss
exonemo エキソニモ 2019

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