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薄いのに超優秀!小学生新聞のすごさ

ここ2年くらい小学生新聞をとっている。

きっかけは長男が中学受験の勉強を始めたことだ。
わがやはほとんどテレビを見ないので、社会を知るツールとして、購読を始めた。

量は少なくて、大体8面までだが、毎日届く。

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これがなかなかおもしろくて、私の毎日の楽しみになっている。
子供たちも「次はおれ!」「その次かして」と言って、朝ごはんを食べながら、みんなで回し読みをするのが毎朝の風景だ。

といっても、子供達が熱心に読むのは漫画コーナー。
おいおい、記事もちゃんと読むんやで!って言いたくなるところだが、どうしてなかなか、漫画もおもしろい。私も毎日読んでいるのさ。

しかも、漫画やイラストを使って、いろんな知識や情報が分かりやすく掲載されていて、新聞作成に関わる人ってすごいなぁと思う。どれもが、小学生が読んでわかりやす構成や文章になっているのに、情報量がたくさんあって、しかもおもしろいのだ。

歴史あり、科学あり、算数あり、読者の投稿あり、百人一首あり…とまぁ、分野も幅広い。興味深いのが、一面が必ずしも一般紙の一面と連動していない点。たとえば、今日の一面は「動物愛護センターの殺処分ゼロへの地道な活動」だった。

一大ニュースはネットやテレビですぐに情報が手に入る時代。あえて、一面にないトピックを一面に持ってきて、深堀りするところに「やるな!」って感じがする。

とはいえ、こんなすばらしい小学生新聞(けっして新聞社の回し者ではありません…)だが、隅々まで読んでいるのは、悲しいかな、私だけ。せっかく内容いいのになぁ!時間があるときは、「こんな記事のってたで~」と、子供達に見せるのだが、毎日はやっていられない。

そこでわがやでは、こんなことをしている。

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私が「これ、おもろいなぁ」と思う記事を切り抜いて、トイレの壁につけたコルクボードに貼っているのだ。

自分でいうのもなんだけど、この位置が絶妙で、座るとちょうど視線と同じ高さ。嫌でも目に入って読んでしまうという、すぐれものなのだ。みなさんも、トイレに入って手持無沙汰の時間、ついつい、目に入った活字を読んでしまった経験はないだろうか??ありますね?あります!

できるだけ記事が偏らないように、算数・料理・環境・歴史・俳句…など、いろんな分野の記事になるように気を付けているが、そんなに熱心というわけでもなく、疲れたら何日も記事を変えないこともある。そんなときは子供から「ママ、トイレの飽きたから違うのに変えて」と言われることも。そう言われると、「読んでくれてたんや‥‥!」と、ちょっとやる気が出たりもする。

記事を選んで、切り抜いて、貼るのって、地味にけっこう手間なのだ。でもまぁ、好きなのでやっている。効果はあるけど、好きじゃない人にはおすすめしない。

子供の勉強のサポートで大事なのは、親が無理しないことだと思っているから。親が頑張りすぎると、そのしわよせが子供にいく。「私がこんなにがんばってるのに・・・!」って、一方的に押し付けてしまいがちだ。だから私は、あえて意識してゆるいスタンスで、自分の無理しない範囲内でサポートすると決めている。「やりたいくない」「つかれた」と思ったらやらない。たぶん、子供にとっては、親が機嫌よく笑っているほうがいいと思うから。

だから、寝る前にやっている理科と社会の一問一答も、疲れたらやらない日もけっこうある。逆に子供に「今日の一問やろうよ!やってよ!」と言われて断ることも。

そんなゆるいスタンスの私だが、トイレに小学生新聞の切り抜きを貼るのはおすすめです。貼らなくても、購読だけでも、けっこう得るものはありますよ!


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