見出し画像

「note」を始めて思うこと

 10日ほど前、たまたま一冊の本に辿り着いた。

 「noteではじめる 新しいアウトプットの教室」(著者 コグレマサト・まつゆう*)という本だ。「note」というワードが気になって、読んでいくうちに純粋におもしろそうだな、と感じた。


 2014年にすでにリリースされていたことを知り、自分がとことんソーシャルメディアの流れに乗り遅れていることが分かった。

「文字数の制限もなく、自分が書きたいことを自由にアウトプットできる場所」というコンセプトに魅力を感じて、早速登録する。(本読み終わる前!)本の中には、”何を書くか、どう書くかは全てあなた次第です”と、一文がある。(都市伝説か何かのテレビ番組で聞いたようなフレーズだ)

 さて、どんな事を書こう。

 ここで「note」から少し話が逸れてしまうのだが、僕は学生時代の頃に海外を一人旅していたことがある。旅先で出会ったある外国人の青年に「Facebookやってる?」と聞かれ、初めてその存在を知ったのは2006年のことだ。

 正直、この頃はまだ自分の周りで「Facebook」はあまり知られていなかったし、実際登録している友人もかなり少なかったのではないかと思う。

 結局、その青年に教えてもらったことをきっかけに、あまり勝手がわからないまま「友達」として繋がり、それ以降、少しずつ旧友や親戚などとも繋がり始めた。

 海外や国内を旅行した話や日常のことも不規則に投稿していたが、社会人になって忙しくなると投稿する回数どころか、最近はほとんど開かなくなってしまった。そして、インスタやTwitterとは無縁の生活を送っていた。

 そんな時、ひょんなところで「note」と出会った。

 まず最初に感じたのは、僕がイメージしていたSNSと違うということ。

 Facebookでは、本当は書きたいと思っていることはあるのに、繋がっているのが「知っている人」という環境のなか、自分が本当に書きたいことを何だか自分らしく書きづらい、と思うことがあった。

 インスタやTwitterなどにしても、書くということよりは「写真」や「つぶやき」を売りにしている気がして、自分の求めているものと何か違う。

 「note」では、単にHPやブログを作って記事を投稿したりするのとは違い、実際に投稿している人たちの記事を読んでみたら、「とにかく書きたい!」と思っている人たちがたくさん集まっている印象がある。そして、SNSの良い点でもある投稿者同士の横の繋がりもある。

 プロのクリエイターや著名な方もいて、「書くこと」や「表現すること」に対して、とことん突き詰めている人たちが大勢いることも魅力に思えた。現役の学生や自分と同じような社会人の方も、空いた時間に自分の書きたいことや知ってもらいたいことを自由気ままに投稿している。

 他の人たちがどんなテーマでどんな文章を書いているのか、気軽に学べる点もすごく良いと思った。

 「note」で、これから色々と書ければいいが、一つは自分のこれまでの旅のことをまとめてみようかと思っている。少しずつ少しずつ。古い話も多いが、最近のことも同時並行で投稿していければいいな、と思っている。あとは、昔から最近まで読んだ本とか映画のことなども。旅行記、歴史小説、伝記など。

 「note」登録後、まっさらなページにさっそく記事を書いて投稿した。

 テーマは、中学生の時に友人と自転車で江の島へ行った時の話だ。

 すると、予想していないことが起こった。

 早速、記事にスキをしてくれた人が現れたのだ。こんな新参者の記事でも、ちゃんと目を通してくれる人がいるのか!

 さらに予想していないことが起こる。

 なんと、数日後にフォロワーになってくれる人まで現れた。さらには、記事に対して嬉しいコメントまで投稿してくれた。(ありがとうございます!)

 正直、SNSに不慣れな僕にとって、これはとても新鮮な出来事だった。すでに知っている人と友達になる「Facebook」とは違う嬉しさがあった。少なくとも、たまに会う友人から自分の誕生日にメッセージが送られてくることよりも嬉しかった。(ここだけの話)

 note、ありがとう!

 引き続き、自分の書きたいことを自分の書きたいように書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

  

 



 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?