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お子さんの進路選び

多様化が進み、一昔前のように「一流大学に進学して、一流企業に就職すれば安泰」なんてことは、全くもってありえない世の中になりました。では、お子さんの進路はどう考えていけばいいのでしょうか?

これは正解がないと思いますので、あくまでも私の私見になりますが、さまざまな経験をしてきた上での見解ですので、お役に立てれば幸いです。

やりたいことは何?

まず、最初に考えるべきことは、お子さんが何をやりたいか、何に興味を持っているかをしっかり把握することだと思います。そのためには、さまざまな経験が不可欠です。ですので、まずはお子さんにいろんな経験をさせてあげることが大切です。博物館や美術館に連れて行く、キッザニアに連れていく、ボランティアに参加してみる、スポーツを習ってみる、山登りに行く、海に泳ぎに行く、何でもいいと思いますので、あれこれチャレンジするのがいいと思います。

そして、お子さんが興味を持ったら「鉄は熱いうちに打て」です。興味を持ったことをすぐに実施できるようにしてあげましょう。ゴルフに興味を持ったのなら、すぐに打ちっぱなしに行ってみる、野球に興味をもったなら、すぐにバッティングセンターへ行ってみる等です。お子さんが「やりたい!」という気持ちを持った時に、それを大きく伸ばしてあげるようなことをやるのがポイントです。

絶対に否定しない

お子さんがやりたいことが見つかりかけている時、絶対にやってはいけないことは「否定する」です。もし、ミュージシャンになりたいとお子さんが言ったら「儲からないからやめなさい」等のネガティブ発言は絶対いけません。

では、どうするか? ミュージシャンがいかに大変な職業なのかを淡々と説明しましょう。ここでは、事実だけ伝えることが重要です。それを聴いて判断するのは、あくまでもお子さんです。シンママの主観を入れてはいけません。

そして、大変なことを理解した上で、それでもお子さんが「やりたい!」と言うのであれば、黙って背中をそっと押してあげましょう。

失敗は存在しない?!

親として「子供が選んだ道が失敗したらどうしよう?」という心配を持たれる方もお見えかも知れません。「世の中に失敗は存在しない!」って言われたら、どう思いますか? 何言ってるの土岐田さん、頭おかしくなった?って思いますか?(笑)

かの、トーマス・エジソンはこういう言葉を残しています。

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(出典:47の名言とエピソードで知るトーマス・エジソン

エジソンは、失敗を失敗と捉えてません。一歩前進していると理解しているのです。ですから、一歩一歩進んでいけば、必ず成功にたどり着くと信じています。

この考え方、私は非常に重要だと思っています。先日の記事(不安に「さようなら」する方法)でも申し上げましたが、「出来る」と思えば、無意識さんが出来る方法を探してきてくれます。「出来ない」と思えば、無意識さんは出来ない方法を探してきてくれるのです。ですから、失敗したらどうしよう?と思っていれば、失敗する方向にしか行きません。

そして、あなたのお子さんは、あなたが思っている何十倍も、いろんな可能性を秘めていて、それを最大限発揮する力を持っています。お子さんは一歩一歩、力強く進む能力をお持ちです。

あなたからみたら、それは頼りなくて大丈夫かな?と思う存在かもしれません。でも、大丈夫です。あなたが愛情をいっぱい注いで育てているお子さんです。ですから、お子さんを信頼して、お子さんが進む道を応援してあげてください!

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