「1日10,000歩」を続けるコツ

健康になる、健康を維持するには運動が必要なことは、みなさん何となく理解されていると思います。でも、なかなか続けることが難しいですよね? 実は私も今でこそ毎日10,000歩を続けていますが、その昔は三日坊主ばっかりで続きませんでした。そこで、なぜ私が今10,000歩を続けることが出来ているのか、そのコツをお伝えします。

なぜ続かないのか?

コツをお伝えする前に「なぜ続かないのか」「なぜ三日坊主になってしまうのか」を考えてみたいと思います。この部分をしっかり見つめることが、継続する力になるからです。私なりに気がついた理由は「運動がつらい」「モチベーションが続かない」「目標が高すぎる」の3点です。

運動する習慣がない人が、いきなり10,000歩も歩くことは「つらい」以外の何物でもありません。つらいと思ってしまうと「もうダメだ、やめよう」という意識が働きます。人間誰しもつらいことはやりたいと思いません。ですので、つらいと感じるようなやり方はいけません。また、つらいことをしていれば、気分が下がる一方なのでモチベーションも続きません。では、なぜつらいのでしょうか。それは目標が高すぎるからです。いきなり10,000歩も歩こうとするから、つらい気持ちになりモチベーションが続かないのです。

「爽快感」「達成感」を感じる

では、私がどうやって三日坊主を克服したか、それは終わった後に「爽快感」「達成感」を必ず感じるようにしたからです。最初は、自分が歩いて少し疲れたなと感じるレベルで歩くのを止めました。具体的には1駅歩く位の距離です。少し疲れたなくらいでやめると「歩くって気持ちいいんだな!」と爽快感を感じます。出来れば、晴れた日に緑を感じられるところで歩くと、より爽快感を感じます。また「自分ってやれば出来るやん!」という達成感も合わせて感じましょう。こうすることで、歩くことはつらいことではなく「気持ち良いもの」なんだと認識できます。気持ち良いものと認識できたら、もう勝ったも同然です!

爽快感と達成感を味わうことを繰り返していくと、少し距離を伸ばしてみようという気持ちが湧いてきます。これは自然に出てくるので、自分で無理して距離を伸ばす必要はありません。「焦らず」「少しずつ」「ゆっくり」距離を伸ばすのがコツです。距離を伸ばしたときは、それが出来た自分をいっぱい褒めましょう!このとき「〇〇が出来たんだから、すごいね!」と具体的に出来たことを挙げて褒めましょう。これ、すごい気持ち良いですよ!

歩数計/アプリを最大限活用する

具体的に出来たことを分かりやすくする一つの方法として「歩数計」を活用することをオススメします。私はスマートウォッチを最大限活用しています。私が使っているスマートウォッチ(Huawei Watch GT 2 Pro)はスポーツに特化したもので、歩いた歩数を記録するだけでなく、歩いた距離、歩いた道、そのときの心拍数、1kmあたりのペース等を記録してくれます。心拍数から運動の強度も算出してくれます。ですので、これらの記録を見て、1kmあたりのペースを10分切るように速く歩いてみようとか、心拍数をもっと上げるようにしよう等、もっと効果的な運動にしていこうと意欲が湧いてきます。

このスマートウォッチは少し高価ですが、3,000円位から似たような機能を持っているスマートウォッチがあります。そこからお気に入りの商品を見つけて、まずは少し歩いてみよう!という形で初めていくのがオススメです。

「気持ち良くなる」を意識する

このやり方を実践して強く感じたことは「気持ち良いと感じるものは継続できる」です。この方法を活用して、私はいくつかの行動を習慣化することに成功しました。具体的には「玄関を毎日掃除する」「トイレを毎日掃除する」「ポジティブ日記を毎日書く」「寝る前に10分瞑想する」などです(なぜこれらを習慣化する気になったのかはまた別の機会に!)。そして、Noteの記事を毎日書くことも習慣化できつつあります。それは、これらを毎日やることで「気持ち良い」を感じたいからです。そして、習慣化できると止めることが出来ません。止めてしまうと気持ち悪いからです。

ですので、気持ち良くなることを増やす感覚でいくと、いろんなことが習慣化できると思いますので、上手く活用してみてください。

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