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アーユルヴェーダ由来の鼻うがい

アーユルヴェーダ、お聞きになったことありますでしょうか? アーユルヴェーダはインド大陸の伝統的医学で、ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)、中国医学と共に世界三大伝統医学のひとつであり、相互に影響し合って発展したものです。トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素(体液、病素)のバランスが崩れると病気になると考えられており、これがアーユルヴェーダの根本理論です(出典:ウィキペディア)。歴史は非常に長く、最古の文献は紀元前8世紀くらいと言われています。

アーユルヴェーダの中で「ネティポット」と言われる道具を使った「ジャラネティ(鼻うがい)」というものがあります。これが非常にいいので、花粉症がひどくなるこの時期、特にオススメです!

鼻うがいのやり方

ネティポット(下記画像参照)とは、じょうろのような形をしていますが、じょうろよりも小型です。さまざまな形状や素材のものがあり、価格もピンきりです。

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私は、プラスチック製のものを使用しています。プラスチック製は陶器製と比べて軽量で、鼻の穴に入れやすく、安価ですのでいいとこ取りだと思ってます。ただ、好みは人ぞれぞれですから、いろいろお試しいただいて選んでいただくのがいいと思います。

ネティポットには、生理食塩水と呼ばれる水を入れます。作り方は温水(ひと肌程度)に塩を溶かして作ります。1リットルに対して0.9gの塩を溶かすのですが、分量は多少適当でもOKです。目安は、涙程度のしょっぱさです。

ここでひとつ注意です。使用する塩はかならずピンクのヒマラヤ岩塩(パウダー状)を使用しましょう。食塩等でやると、鼻がヒリヒリしてしまいます。ピンクのヒマラヤ岩塩が食塩等に比べると高いですが、それでも1キロ1000円というお店もありますから、上手く探してみましょう。

生理食塩水の準備ができたら、ネティポットを鼻の穴に突っ込みます。この際、顔はネティポットを入れた側を少し上にして、口は開けましょう。水は反対側の鼻の穴から出てきます。出てこないときは、顔を少し動かして水が流れてくるようにしましょう。半分程度終わったら、反対側の鼻の穴から同じことを行います。

最初は少し不安もあると思いますが、温かい水がすーっと伝って出てくるのは、慣れてしまうと快感です!

やってみて思うこと

私が鼻うがいを初めたのは2021年の最初ですから、現在2ヶ月程度経ちました。毎日、お風呂に入る時についでに行ってます。実施前は、のどに痰が溜まりやすかったのですが、今は痰がたまることなく、息が通りやすい感じです。

特に今の時期(3月初旬)は花粉が大量に飛んでいて、くしゃみ等に悩まされる方も多いと思います。私も以前はかなりひどかったのですが、鼻うがいを始めて、症状が軽減しているように思います。

お手軽簡単に出来ますから、是非お試し下さい!


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