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健康になる食事

お正月も三が日が終わって、仕事に復帰された方も多いと思います。例年と違うお正月でしたが、お正月くらいいいものを食べたい!とあれこれ食べ飲みされたかもしれません。

今の健康状態はあなたが選択した結果!

健康と食事、つながりがなさそうでありそうな要因ですが、今の健康・身体はあなたが選択した結果だと言われたら、どう思いますか? いや、自分は不健康な身体を選んだつもりはない!と反論されてしまうかもしれません。

しかし、あなたが食事したものは、すべてあなたが選択したものです。食べ物を口に運ぶ選択をしたのは、まぎれもなくあなたです。そして、あなたの身体は、あなたが食べたものを基にして身体を作っていきます。

つまり、不健康な身体になってしまっているということは、あなたの食事に問題がある可能性が高いのです。

知らずに食べている、身体に良くないもの

スーパーやコンビニでは、各種様々な食料が販売されています。便利であるがゆえに、自分が食べたいものだけ購入して食べてしまっているかもしれません。あるいは、健康に気をつけて偏りなくバランス良く食事されているかもしれません。しかし、気をつけていても体に良くないものを摂取している可能性があります。その代表例が「異性化糖」「トランス脂肪酸」「食品添加物」です。

異性化糖

トウモロコシが原料のため「コーンシロップ」とも呼ばれるものです。原材料の表記に「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」と記されています(個人的には表記は統一して欲しいと思いますし、分かりやすく「異性化糖」って表記してくれればいいのにと思ってしまいます・・・)。

異性化糖が消化器に入ると「果糖」と「ブドウ糖」に分解され、それぞれのルートで消化されます。ブドウ糖は血糖値を上げることで満腹中枢に働きかけて食欲を低下させますが、果糖にはこうした働きがないため、簡単に取りすぎてしまうリスクがあります。

このため、海外では「砂糖税」と呼ばれる税金をかけて、取り過ぎを防ぐ動きが活発になってきています。

ですので、購入するときは原材料の表記を確認する、異性化糖が含まれている飲料は「買わない」「家に置かない」「口にしない」を徹底することをオススメします。

トランス脂肪酸

身体に発生する炎症は極力避ける必要があります。炎症は、細胞が傷つくことで発生し、身体を劣化させてしまいます。

そして炎症を避ける上で最も警戒すべきものが「食べるプラスチック」とも呼ばれているトランス脂肪酸です。

「マーガリン」「ショートニング」「植物性油脂」「植物油脂」と表記されているときは、高濃度のトランス脂肪酸が含まれていると思ってください。

サラダ油、ヒマワリ油、コーン油などの植物由来の油脂も排除することをオススメいたします。

食品添加物

食品添加物の代表例は「プロピオン酸」です。防カビ効果などの目的で食パンなどに添加されています。

プロピオン酸を摂取すると、糖質代謝が撹乱されてインスリン抵抗性が上昇し、食後血糖値が上がりやすくなる、つまり肥満や糖尿病の原因となる可能性が高いです。

また食肉加工品に使われている「硝酸塩」も避けるべきものです。ある研究によると、硝酸塩を添加したビーフジャーキー摂取によって、精神科疾患(うつ病等)になりやすいという傾向が見られました。

また別の研究では、ラットに硝酸塩を添加したエサを与えると過活動になることと、腸内細菌叢(腸内フローラ)の変化が起きることなどが確認されたとのこと。

ですので、食肉加工食品(ハム、ソーセージ等)の摂取は、可能な限り避けたほうが賢明です。

原材料の表記を確認しよう!

このように、普段何気なく食べているものに、身体に良くないものが含まれている可能性があります。

そして、残念ながら製品を製造するメーカーは、メーカー都合で製品を作っています。防腐剤が含まれているのは、少しでも商品を長持ちさせるためです。原材料の表記が分かりにくいのは、身体に良くないものを使っていることを分かりにくくするためではないかと私は思います。

ですので、自分が食べる食品に何が含まれているのか、原材料の表記を見て確認し、良くないものを排除していく努力が必要です。

今日から、食品を買うときは原材料の表記を見て、何が含まれているのかを理解した上で購入しましょう!

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