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アプリプラットフォームの「アプリ開発」って?Androidエンジニアの入社理由に迫る #ヤプリなひとびと

“アプリプラットフォームのモバイルアプリ開発” 。一言でいっても、どのように・どんな開発を行っているのか、なかなかイメージしづらいのが正直なところ。

しかし、アプリチームが行っていることは、“アプリ”プラットフォームである「Yappli」の成長にとって欠かせません。そんなYappliのAndroidの機能開発をしているエンジニア 古谷に、ヤプリと出会ったきっかけや開発現場について聞きました!

古谷 健(Ken Furuya)/ Androidエンジニア
大学卒業後、AndroidエンジニアとしてSIerに入社。その後、スマートフォンの企画開発、投資管理アプリやオンライン診療アプリなどのiOS/Androidアプリ開発を経験し、2021年に株式会社ヤプリにAndroidエンジニアとして入社。リモート下での入社だったので、オフラインで会うとサイズ感(実は190cm)にいつも驚かれる。趣味はギターや筋トレ。

-ヤプリとの出会いは?
はじめは、媒体でYappliというサービスを見て「なんかすごいことしてるな」というのが出会いと第一印象でした。当時から、単純に「どうやって画面構築して、アプリを作ってるんだろう」と気になっていたんです。

その後、転職を考えたタイミングでヤプリと接点を持つことになりました。元々面白そうな印象があったことに加えて、転職のきっかけでもあった「エンジニアとして手を動かして開発ができる」ことも叶う環境だったので話を聞いてみようと。

-なぜヤプリへ入社したんですか?
いやもう、あれです。もともと技術のところで「どういう構造なのか」「どう実現されているのか」など興味関心をくすぐられていて(笑)。最初からYappliが気になっていたことも大きな要因のひとつです。

- 一目惚れっぽい...!他にはどんなところが好きだったか、もっと教えてください!(笑)
はい(笑)。他の良いポイントをもう少し言葉にすると、プラットフォームかつ、一つの領域ではなく様々な業種業界・用途で利用されるサービスなので、単一アプリよりも多くの機能が必要になります。その中で、マップやジオプッシュのような位置情報を扱うものやAR、OCRといったカメラ関連、ログイン機能だったり、他にもAndroidの新しいAPIなど多くの技術に触れられるところも大きかったです。

また、Yappliは“アプリ”プラットフォームなので、アプリ開発がないと成り立たないサービスという点もあります。世の中には様々な面白いサービスはありますが、自分の携わる開発がプロダクトにとってより重要に思えたんです。

-そんなAndroidチームでは、どんな開発を行っているんですか?
Yappliを更に進化させるための新機能開発や機能改善がメインになります。ちなみに昨年は、機能追加+改善で年間300のアップデートを行いました。機能は基本的なところでプッシュ通知、マップが表示されるショップ、カメラを活かしたフォトフレームやAR、リストのセルレベルでデザインを設定できるフリーレイアウト、他にもポイントカードやクーポンなど様々です。

また直近では、さらにデザインの幅や運用の手間を減らすための新しい仕組みの開発や、その他にもリファクタリングやビルド周りの自動化などにも取り組んでいます。

- Yappliの開発でユニークなところはありますか?
「汎用的な開発を行う」という点が、ユニークで面白いと思っています。通常は、ある程度決まった画面を作っていくと思うのですが、YappliはCMS(管理画面)での設定に沿って、いろんなパターンでコンポーネントを組み替える必要があって。

例えば、画面上にテキストボックスがあるとして、普通のアプリだったら指定された配置にテキストボックスを作ります。Yappliの場合はCMSでの設定によって、場所はもちろん幅や色が変わったり。それらを受け入れられるテキストボックスを作る必要があるということなんです。

その設計を考えること自体は大変でありつつ、面白さでもあります。CMSで設定されるものは全て反映される必要があるので、今までしたことのない体験で面白いです!

– 入社してから、古谷さんが取り組んだことについて教えてください。YOP(*)中は、機能改善をメインに取り組みました。例えば、デザインをモダンなものへアップデートするUI刷新を担当したのですが、ソースコードの整理をしつつリリースまで完了するというものでした。

現在の仕様をキャッチアップしながら開発を進める必要があるので、定期MTGなど設けつつチームの力を借りながら無事プルリクまで進めました。この期間を経て、よりサービスの構造理解が進んだと思います。それでも大規模なプラットフォームなので、まだまだこれからの部分もありますが(笑)。

(*)YOP
Yappli On-boarding Program:ヤプリでは、新入社員を対象とした入社後3ヶ月間のフォローアッププログラムを実施。メンター制度を設けた業務支援に加え、定性面でも一日も早い立ち上がりのためにカルチャー面や役員陣も総出でプログラムを実施しています

– YOP後はどんなことをされているんですか?
昨年は、機能開発に加えてAndroid 12への対応に向けた調査および改修をメインに行っていました。Yappliはプラットフォームとして、OSのバージョンアップにも対応しているので、常に新しいバージョンでの開発をキャッチアップできる環境になっています。

また、取り組めて良かったことはリファクタリングです。入社前にメンバーと会話している際、ここも力になれたら嬉しいと考えていた部分だったので、YOP期間中 早めのタイミングで取り組みました。

ソースコードを見ながら改善したいところをリストアップし、チームに展開するところからスタートしました。入社したばかりの自分の取り組みも前向きに受け止め、多くの相談にのってくれたチームには感謝しています。

– チームドリブンですね!その他、チームの取り組みについて教えてください。
コミュニケーションを取る場としては、アプリチーム全体とAndroidチーム個別でのMTGを週1回設けています。その場では、個別プロジェクトの課題相談をメインで行うのですが、ソースコードの整理や「やってみたいこと」などのアイディアも行っています。

直近ではiOSエンジニアと合同で「アプリを触ってみる時間」を作っています。月1回くらいの頻度ですが、直近Yappliからリリースされたアプリを操作して「ここはいいよね!」「ここはイケてないかも」など意見を出しながら改善を洗い出しています。

また、ヤプリにはYappdateDayという機能改善にフォーカスする日があるんです。やはり新機能の開発に目が行きがちですが、ユーザーに「手放したくない」「使い続けたい」と思ってもらうためには、改善をしてプロダクトを磨く時間は必要だと思っています。

– ありがとうございます!最後に、メッセージをひとこと!
Yappliは「一つのアプリ」ではなく、多くのユーザー・アプリへ自分の開発が届く環境です!これまでエンタープライズのお客様が中心だったのですが、より幅広いお客様へも利用いただけるような展開も準備しているので、更に大きな成長を一緒に作る仲間を求めています。ヤプリに興味がある方はぜひ、カジュアルに話を聞きにきてください!


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