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後輩社員への叱り方とは【入社3年目の悩み相談。 Vol.3】

タイムカプセル社内から質問を募集、悩める3年目が代わりに相談。
社長アイザワからの厳しくも温かい、ちょっとクセになるアドバイス。
どうぞご賞味ください。

後輩社員の失敗が続いて、解決策が見つからない時があります。叱り方で気をつけていることはありますか?
               (20歳 入社3年目)


アイザワ

同じつまずきで成長しない人へは「なんでそうなってしまうのか?」を深掘りしていくと人間の本質的なところが見えてくるんですよね。

アカリ
人間の本質、ですか?それってどういうことですか?

アイザワ
例えば仕組みを作っても同じミスを繰り替えしている場合、根本的な原因は仕組み作りじゃなくて、子供の時に褒められたことがないとか全然違うところに原因があるときがあるんです。それを見つけて一緒に課題を解決するとまで導くことができないか今絶賛考え中です。

アカリ
例えばどんな風に導いてあげたらいいんでしょうか?

アイザワ
まずは一度その人の立場に立って自分が得をするか損をするかを一度考えてもらうといいと思います。「自分が損しないような工夫をしようよ」という提案型の叱り方ができるといいかなと思ってます。

アカリ
提案型の叱り方は課題に対して解決策をどうしたらいいか指標を出してもらえるので課題に対して「どうしたらいいんだろう」って彷徨わなくなるのでお互い効率的な方法だと思います。

アイザワ
新人の皆さんと会話することが多いんですが、そのときよくやるのが、まず事実を確認する、その事実に対して相手の方はどういう印象を持つと思うか、そんな人になりたいのか、なりたくないならどう変えていくべきか、という話をすると一定の納得感が得られやすいかなと思ってます。

それでも変わらない場合は、伝わるまで伝える。相手が忘れてしまう内容はちゃんと伝わってないってことなんですよね。相手の行動が変わってこそ「伝わった」証明になるので、伝わるまで10回でも100回でも、101回でも伝え続ける信念を持って向き合っていきます。

アカリ
同じ立場の人たち複数人で行動を見直すことで同じ立場からの意見も聞けるのもあって、1対1で話すのと比べると、頭に入ってきやすいですね!

アイザワ
短い時間でもいいので複数人でフィードバックしあうのが一番成長につながると思います。

アカリ
ありがとうございます。社員の指導方法にずっと悩んでたので、早速実践してみます!

【アイザワの教え】
提案型の叱り方で、伝わるまで100回でも伝え続ける


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