ホウレンソウの缶詰は存在するのか？アニメ・ポパイの謎
こんにちは、タイム缶詰です。
みなさんの中で昭和生まれで、テレビアニメ「ポパイ」を覚えている方も多いのではないでしょうか？
という私は昭和55年生まれ。ものごころついた頃に「缶詰」を知ったのは、「ポパイ」でした。
ですが、日頃スーパーで冷凍のホウレンソウを買うことはあるけど、缶詰のものを購入した事も見た事もありません。
果たして、「ホウレンソウの缶詰」はどこに存在するのでしょうか？
テレビアニメ「ポパイ」とは？
アニメ「ポパイ」とは、アメリカで作られ、日本では1959年（昭和34年）に放送が始まりました。
ストーリーは、水夫の主人公ポパイと恋人のオリーブ、ポパイのライバル・ブルートの3人が繰り広げるコメディー。小柄なポパイがピンチの時、缶詰のホウレンソウを食べると、筋肉モリモリになり、大男のブルートをやっつける、というのが毎回のお決まりな物語です。
当時、野菜を食べない子どもに、多くの母親達は「野菜を食べないとポパイみたいに強くなれないわよ！」と諭したりしました。
またアニメ放送が終わった今でも「ポパイにホウレンソウ」は「鬼に金棒」の同意義のように使う人もいるくらいです。
これは余談ですが、マガジンハウス発行の雑誌『POPEYE』『Olive 』 『BRUTUS』はこのアニメの登場人物から名付けられています。この事からも、人気と影響力が伺えるアニメですね。
ホウレンソウの缶詰はあるのか？
ポパイといえば、「ホウレンソウの缶詰」。
劇中の開け方はシンプル＆超ワイルド。
皆さんご存知、トマトのホール缶サイズの缶を素手で握りつぶし開けてますね。（すでにこの時点で超人的）
また、そのまま中身を流し食いしてパワーアップするのだから、その力の凄さは計り知れません！
この演出の裏には、昔のアメリカでホウレンソウ嫌いの子どもが多く、親がなんとかして子どもに食べさせようとしてアニメのキャラを使った策略説とか、一部組織が菜食主義を広める宣伝説などがあったとか。（諸説あり）
実は、この作品が制作された当時、「ホウレンソウの缶詰」は製造されていなかった事をご存知でしょうか？
缶詰が製造されたのは、アニメが人気になった事がキッカケ。社会への影響力が強かった事が伺えます。今でも「ポパイのスピナッチ缶」として売られているそうです。
日本では缶詰のホウレンソウは見かけませんね。
どんな味なのでしょうか？
缶詰博士の黒川氏によると、
「味付けは一切なく、くたくたに煮ただけなので、そのまま食べても美味しくない」
という事です。そのまま食べるのではなく、グリーンカレーに使ったり、パイやキッシュに使ったりするそうです。
缶詰博士黒川氏推薦「イワシ缶とホウレンソウのスペイン風オムレツ」
○作り方
① ボウルに卵を割り入れる
② 冷凍またはフリーズドライのホウレンソウを戻したもの、いわしトマト煮缶を缶汁ごと、溶けるチーズを加えてかき混ぜる
③ フライパンで両面をしっかり焼いて完成！
さすが黒川さん。とっても“缶単”で野菜嫌いのお子さんも喜びそうな料理です！
皆さんも試してはいかがでしょうか？
【商品紹介】いわしトマト煮缶
鮮度の良い大振りの三陸産大羽いわしを、有機トマトケチャップを使いトマト煮にしました。
トマトの酸味と甘味で、魚が苦手なお子様でも食べやすく仕上げています。
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