組織と戦略


組織としての仕事が、うまくまわっていない感があるときに、昔教わったことを思い出す。

「組織は戦略に従う」のか「戦略は組織に従うのか」のか

フェーズに合わせて柔軟にチームやポジションを変えていく必要があったのに、凝り固まった状態で考えていた時にこの話をしてもらった(うる覚えだが)

とくに企業の初期フェーズではポジションが横断しているのが当然のように起こり、事業部など存在しないもので、多少人が増えてから事業部制に移行していいく形になることを知り、改めてこの考え方は大切だなと思った。


今回、再度改めて組織と戦略って、、、(悩む)となることがあり関係性を考えたのですが、そもそも組織も戦略も主従関係はなく、お互いがハマらないと最高には近づけないという当たり前の結論に至った。


個人的に戦略と組織の関係を考えてみると、

短期戦略(現実)では、

今ある現状の組織に従って戦略を策定し、目標、人材リソース、優先順位を立てていく必要がある。優先順位を明確にし、取り組むべき課題はなにか、集中すべきはどこかを共有するのが大切な気がします。


しかし、長期的な戦略(理想)では、

現状を考慮せずに理想の姿を目指した戦略を策定し、それに従って組織を構築し、変化させていく必要がある。戦略によっては人事異動だったり組織編成だったりをしなければいけないと思う。


どちらにせよ必要なのは柔軟性やスピード感が必要だと思っていて、その根底にある企業文化の浸透が最も重要な要素なのかもしれない。

経験値の差が大きそうなので、よくわかっていなく、手探り状態だ…。


「組織は戦略に従う」については、こちらに書かれてある文章がすき。

業績が悪化すると、組織のせいにして、組織をいじり出す。組織改革なるものの多くが、この手のものである。ところがさしたる知恵もないために、どこかからモデルを借りてくる。
 しかし、組織づくりの最悪の間違いは、絵に描いたモデルを生きた組織に機械的に当てはめるところから生じる。
組織は、それぞれの企業の状況と戦略に従って決めるべきものである。
 ドラッカーは、「業績を自動的に上げる組織があるに違いない」などという考えを捨てよと言う。
今日必要とさせているものは、正しい構造(組織)の探求ではなく、それぞれの仕事に合った構造の探求であり、発展であり、
発展であり、評価である



おわり





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?