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横浜伊勢崎町あたりの好きな古書のある店

 横浜の関内駅のあたり古本屋が多くて、中華街に行く時は必ず寄るようにしているのです。値段がお手頃なこともおおく、あまり見かけない本もあるので。

 特に気になっていたり、何度もいっているお店を紹介。


玩具文語 活刻堂

〒231-0045 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1丁目4−8

おもちゃも扱っているせいか、グーグルマップの検索にでない時がある古書のある店。
価格は全体的に安くて、掘り出し物が毎回ある。神保町の半額くらいのもあって毎回びびる。

どういうルートかわからないのですが、古美品や映画のポスターなどもあります。こちら千円だった文殊菩薩童子


『被差別部落の伝承と生活 信州の部落・古老聞き書き』
半世紀ほど前に出た本で、被差別部落の人から話を聞いて、まとめたもの。残念なことに伝承が生々しく生活に密着したもので、信仰の話はあまりないです。





黄金町アートブックバザール

〒231-0066 神奈川県横浜市中区日ノ出町2丁目145 先 日ノ出スタジオ3棟

美術書を中心とした古書店です。黄金町を拠点としたアーティストの方の作品も置いてあります。今回気になったのはお米のあかちゃんです。


『新版プロ並みに撮る写真術』
 フィルムカメラの時代の本なので、今は随分写真を楽しむのは楽だなというのをつくづく感じさせてくれる本です。
『カメラやクルマは人間の感情に関して敏感』とか
『撮影においては失敗は絶対に許されない』とか
『ピントぐらい自分で合わせよう』とか。
ただ、作者の方の愛は強く、すごい売れてバイブルといわれ、褒められているレンズが値上がりしたそうです。


ナインブリックス

〒231-0066 神奈川県横浜市中区日ノ出町2-110-1 ミオカステーロ横浜南アビターレ1F

ツイッターで結構前からフォローしていて、定休日だったり、臨時休業だったりして初めていけました。
神秘とかオカルトにかかるものの多い店。


『朝鮮の民話』


 
もとは1930年代に発行された朝鮮の民話の本を昭和になって、一部直したり、割愛した本。
 日本の統治下で書かれた本なので、当時の民俗学の空気を含んでいるので、関敬吾さんの本でも読んでいるかのような気持ちになります。そのためで古典的な話もありますが、ただ、日本では見たこともないような話があって文化の違いを感じます。


以上、お時間があったらいかがでしょうか?


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