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ましぇりの小説シリーズ

3
今まで書いた小説をこちらにまとめていきたい。
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忘れた異物感

 小銭で財布を膨らませるのが何となく嫌で、レジ横に募金箱があれば釣銭を全投入してしまう。それは特別不思議なことではないし、そういう人間も一定数はいると言える部類だろう。ただ少しばかり、私の生き方にはそぐわぬ癖だった。

「マナカって最近よく募金してるね」

「いや、前からこうだって」

「そっか…?でもさ、これってどこにお金が使われるんだろうね。せっかくだから、ちょっと気にならない?」

(確かに

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スイーツ女子のたわごと

スイーツ女子のたわごと

 カリッとしていないワッフルじゃなきゃ嫌だ。
薄焼きで、中までサクサクとしていて香ばしい。
そんな出来立てワッフルにホイップクリームをまとわせて食べるのがよいと思う。
ただ、ベリーソースのかかっている部分はもう既にしっとりとしてしまって、そうはいかない。
なのでいつもその部分から食べ始めるのが自分の流儀だ。

 人生はどうしても自分に都合のいいことばかりじゃない。
生まれた時から、もしくは生まれる

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永遠のマングル

―必ず貴女を見つけ出す。この身は今世限りのものであろうとも、我が魂は貴女を永久に刻み続けよう。―

―ええ、きっと見つけ出して。また会いましょう。今度は平和な時代で。―

 昔から不思議な夢をよく見る。戦士のような男と姫のような女が出てくるのだが、細かいことはあまりよく分からない。多分子供の時に見たテレビアニメとか絵本なんかじゃないかと思う。部活や塾なんかの帰りにはとっくにくたくたで、いつの間にか

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