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【TikTokで、見えた世界。】Vol.3 「テクノロジーを使ってステーキを焼いてみたい」!? 1日の過ごし方から今後の活動まで、注目クリエイター陣が語る!

世界中で人気を誇り、さまざまな流行やTikTokクリエイターと呼ばれる次世代スターを輩出しているTikTok。

シリーズ企画「TikTokで、見えた世界。」では、注目のTikTokクリエイターをお招きして、TikTokを通してできたファンとの繋がりや、これまでの道のりなど、ここでしか聞けない貴重なお話をうかがっていきます。

第3回となる今回お話しを伺うのは、個人から企業系アカウントまで、話題のTikTokクリエイター3組!

◆人気TikTokクリエイター4人のトークを動画でもチェック!

<【TikTokで、見えた世界。】Vol.3 出演クリエイター>
ギズモード 前野拳汰さん
日本最大級のテクノロジーメディア「ギズモード・ジャパン」の編集部員。TikTokでは、最新のデジタルデバイスやガジェット情報について自身で商品レビューや検証を実施し、“ポジティブに未来をリスクヘッジするメディア”として日々情報発信を続けています。

ギズモード 山本勇磨さん
「ギズモード・ジャパン」TikTokアカウントの動画プロデューサー。次世代TikTokクリエイターの発掘と支援を目的にした「TikTok creator academy」にて、TikTokクリエイターを対象にセミナーやワークショップの講師として登壇したことも。

クックパッド 藤池さん
2023年で25周年を迎えた、日本最大のレシピ投稿・検索サービス「クックパッド」の編集部員。本メディアのTikTokアカウント運用も担当し、日々レシピとTikTokの連携でユーザーが楽しめるコンテンツの提案を続けています。

あんさん
手作りおもちゃを中心に、子供と楽しめる遊びや情報を発信。遊んで学べる手作りおもちゃに関する自著の出版や、有名コンビニエンスストアとのコラボなど、多岐に渡り活動中。

@n.annlee321

ひょっこり可愛い💓かき氷ちょきん箱☺️✨ #手作りおもちゃ #夏休みの工作 #貯金箱

♬ EMA - go!go!vanillas

”寝る前のネタ探し”は全員共通!TikTokクリエイターの1日のスケジュール

ジャンルの異なる個性豊かなTikTokクリエイターたち。働き方や活動時間もそれぞれ異なるみなさんに、1日の過ごし方をお聞きしました。

Q.ギズモードメンバーの1日のスケジュールは?
ギズモード 前野さん:
8時に起床して出社、そこから記事編集やMTG、そしてTikTok動画撮影や情報収集などを行っています。
業務の最中や終わりにも雑談をはさんで、社内でも『何か面白いことあった?』と常にネタ探しをしています。

Q.TikTokではどんな動画を見ていますか?
ギズモード 前野さん:
ジャンル問わず色々見ていますね。情報には常にアンテナを張っていて、寝る寸前まで色々チェックしています。
起きている時間は全部ネタ探しですね!

Q.クックパッドメンバーの1日のスケジュールは?
クックパッド 藤池さん:
娘を寝かしつけて夜9時には寝て朝6時に起き、娘を保育園に送った後、出社したりリモートワークしたりしています。
クックパッドニュースの編集者として、TikTok以外にメディアの編集業務などもやっています。
クックパッドには380万以上のレシピがあるので、ひたすら検索して新しいレシピや面白いレシピを探していますね。編集部メンバーとも会議でいろんな話をしながら、ネタを探しています。
仕事を終えたら子供のお迎えをして、家のことをしたり娘を寝かしつけたりして、自分が寝る前に、TikTokでのネタ探しやコメント返しを行っています。

Q.TikTokではどんな動画を見ていますか?
クックパッド 藤池さん:
私も常にアンテナを張りながら情報収集しているのですが、料理の情報はクックパッドで十分得ているので、TikTokでは都市伝説やホラー系の動画を見ています(笑)。
こういう切り口もあるんだ、と参考にしていますね。

Q.あんさんの1日のスケジュールは?
あんさん:
夜11時には寝て朝6時頃起き、二人の子供を幼稚園と小学校に送ってから、自宅で仕事をしています。
TikTokのコメント返信やメールのやりとりなども、まとめて朝に行うようにしていますね。
その後は、自然光のある時間に動画を撮影。わくわくする動画を撮るためには明るさが大事だと思っているので、太陽の光があるうちに撮るようにしています。
子供たちが帰ってきて一緒に遊んでいるときも、動画にしてみたいと思うことがたくさん出てきますね。
夜は子供を寝かしつけた後に少し自分の時間ができるので、ここでTikTokを見たりトレンドを調べたり、次の日にどんな動画を作るかを施策してから寝ます。
TikTokは好きなことなので、毎日楽しく隙あらばアイデアを考えていますね。うちにはテレビが無くてスマホだけなので、TikTokが私の楽しみになっています。

Q.TikTokではどんな動画を見ていますか?
あんさん:
フォロー欄をよく見ています。仲良くさせていただいているTikTokクリエイターさんがたくさんいるので、たとえばイケボパパさんとか、ギズモードさんやクックパッドさんの動画もよく見ていますよ。
TikTokクリエイターさんの動画はしっかり構成が考えられているので、本当に学びがあります!

「最近バズった動画は?」「お金がかかった動画は?」気になる質問に回答!

続いては、みなさんに質問が入ったガチャカプセルを回してもらい、引き当てた質問に答えてもらいました。

Q.新しくTikTokを始めるなら、何系クリエイターを目指したい?
ギズモード 前野さん:
料理系TikTokクリエイターを目指したいです!ギズモードの動画では飲食シーンがほとんどないので、やってみたら面白いと思います。
「テクノロジーを使ってステーキを焼いてみた」とか(笑)。
ステーキをめちゃくちゃ高いところから落としてやわらかくするとか、運んだり乗せたりするものを最新のガジェットにしたり、ロケットに乗せて飛ばして落としてみるのもいいですね。
焼くときは火炎放射器を使ったり、オーバースペックなもので料理をするというのをやってみたいです。
ギズモードはフラットな組織で、こういう意見もプロデューサーに伝えやすかったりするので。

Q.バズらなかったけど好きな動画は?
ギズモード 山本さん:
前野が出ている最近の動画が多いですね。
流行りのストリートスナップの企画で、同じ編集部内の女性に声をかけて写真を撮る動画なんですが、前野のリアクションが初々しくて…(笑)。
結果は伸びなかったのですが、僕は大好きでした!
楽しそうに撮影をしている姿を見ると、プロデューサーとしても嬉しいですね。


Q.一番お金がかかった動画は?
クックパッド 藤池さん:
高知県の「ちくわきゅうり」を作った動画ですね。
関東ではきゅうりを切ってちくわに入れるんですけど、高知県のちくわは穴が大きいので、きゅうりを丸ごと入れるんです。それをクックパッドのレシピで見て気になって、動画化しました。
だけど関東にはそんなちくわが売っていなくて…高知県から取り寄せたら意外と送料がかかってしまいました。

ケーキとか手の込んだものは作らないので、実は材料費がすごくかかるというものは、そんなにないんです。
今後もし高い食材を使えるなら…世界で一番高級なお肉を使ってみたいです!
ギズモードさんとコラボしてもいいかもしれないですね。高級なお肉を高いところから落として、火炎放射器で燃やして(笑)。

ギズモード 前野さん:
ちゃんとしたレシピなのにやっていることはヤバい、というのはありかもしれないですね(笑)!

Q.最近バズった動画は?
あんさん:
ペーパーカッターの動画です。 
切れ味が悪くなって捨てるしかないと思っていたんですが、ユーザーさんたちに教えてもらい、アルミホイルを使って切れ味を復活させたり、替え刃が売っていることを知って、それを試して紹介しました。
ペーパーカッター自体知らない方も多かったみたいで、「何この道具!?」というところから、みなさんがずっと気になっていた刃の替え方を紹介できたので、より多くの方に届いたのかなと思います。

@n.annlee321

ダイソーのペーパーカッターって替刃が売ってないので、もうダメかと思っていたら…みなさんに色々と教えて頂いたのでシェア☺️🫶💓 #工作 #子育て #保育

♬ Athletic Meet "Heaven and Hell" (No Introduction) - Shinonome

私の動画のポイントは、どれだけ素晴らしい内容がこれから始まるのかを冒頭に入れること。
たとえばペーパーカッターの動画なら、声に感情も乗せて「捨てるしかないと思ってた…!」と語ることで、「捨てなくていいの!?」と興味を持ってもらい、届いたんだと思います。

TikTokを続ける一番のモチベーションと、譲れないポリシーとは?

日々こだわりの動画を投稿して、たくさんのフォロワーの方々を喜ばせているみなさん。TikTokでの活動を続ける上でのモチベーションや、自分なりのこだわり、信念について伺いました。

ギズモード 山本さん:
TikTokのトレンドに乗ることは意識していますが、発信する情報は必ずテクノロジーに結び付けるように、そこだけはぶらさないようにしています。
僕たちとしては、最新のガジェットを紹介するのも宇宙の話をするのも、元をたどればモチベーションとしては一緒。
未来について何か知ることをポジティブだととらえているので、見てくれる方の知的好奇心を刺激したり、明日から生きていくうえで1%でも役に立つ情報を届けたいなと思っています。

それからプロデューサーとして、動画に出演してもらう編集部員たちを、どう魅力的に見せようかを常に考えています。
個人ではなく組織でやっている強みでもあるんですが、僕にとってはそれが一番のモチベーションですね。本人が気づかなかった良いところを僕が引き出せるといいなと思っています。
編集部員たちが何でも好きなことをやって、数字は僕が責任を持つから、というスタンスでやっています!

ギズモード 前野さん:
編集部員として、どういう動画が面白いかというのは頭の中でわかっているつもりなので、動画に出演する時は「ここでこういう表情や行動をしたら面白いだろう」というのは、常に思い描いています。
山本さんを始め編集部メンバーと信頼関係を築いておくことも、大事だなと思います。
意外と身近な人に褒められるのが一番嬉しいかもしれません。社内の人に「あの動画良かったね」と言ってもらえたりするのが、大きな力になっていると感じます。

クックパッド 藤池さん:
クックパッドに何百万とあるレシピの中から、「こういうアイデアで料理をすると楽しくなるよ」というのを、TikTokでみなさんに伝えていくことを大事にしています。
動画で紹介しているのは、全部クックパッドで見つけたレシピ。クックパッドって、ちゃんとしたレシピ以外にもいろんなアイデアに溢れているので、みなさんの日々の生活、料理のお役に立ちたい!というのがポリシーですね。
「知らなかった、そうだったんだ!」という驚きのコメントなどもモチベーションになりますし、逆に私が知らないレシピをコメント欄でユーザーさんに教えていただいて、動画にすることもあります。
今までユーザーさんとサービス側で交流を図ることが難しかったので、TikTokではその垣根を超えられたらいいなと思っていました。だからこうして距離が縮まってすごく嬉しいです!

あんさん:
動画を見てくださるみなさんに寄り添って、一緒に楽しめる動画を作ることをポリシーとしています。
こだわっているのは、子供が遊びの中で学んだり育ったりしていけるおもちゃを作って発信すること。子供は時々大人が困る行動をするんですけど、ある時、遊びがあればなんでもできるんだなと気付いたんですね。
たとえばお仕度については、ビーズを動かして自分で作業を完了させる「お仕度表」を作ったら、子供が自分でやってくれるようになったり。
子供からのアイデアで作ったおもちゃもありますね。日々子供たちと一緒に考えながら、色々作っています。
手作り系の動画であればできるだけ身近な材料で簡単に、15分以内でわくわくするものをテーマに作っています。

モチベーションは、コメント欄での交流ですね。
TikTokのコメント欄では、ほかの方のコメントも見て交流しながらコメントしていくんですよね。そういう文化が大好きで、みなさんとのやりとりを楽しんでいます。
コメント欄での交流や、「作ってみました」「子供が喜んでくれました」というみなさんの声が、私のモチベーションになっています!

「もっと広く伝えたい!」「想像できない夢を叶えたい!」今後の目標は?

最後に、それぞれが今後TikTokでチャレンジしたい“夢”について、それぞれ語っていただきました。

ギズモード 山本さん:
TikTokを始めて、今までギズモードを見ていなかった人たちが見てくれるようになったので、そういう繋がりができたのが嬉しいですね。
「TikTok creator academy」で講師をさせていただいて、いろんな人にギズモードが培ってきたノウハウをお伝えして、動画再生回数が伸びたのを見られたのも、すごく嬉しかったですね。
これからは自分たちでコンテンツを作りつつも、何か発信してみたいと思った人たちに、色々教えたりしてみたいなというのが、夢としてあります。
何かに詳しくなると、深みには行けるけど来た道は戻れないじゃないですか。新たに物事を教える時に、「自分では無意識でやってたけど、これから始める人にはすごく大事だなことだな」という気付きが多くなるんですよね。
それって自分の中で活かし切れてないな、もったいないなと思うので、もっと人に伝えていく活動もしていきたいと思っています。

クックパッド 藤池さん:
コメント欄を通じてユーザーさんとの距離が縮まってきたので、これからはもっと踏み込んで、TikTok LIVE配信もやってみたいです!
クックパッド編集部では結構自由にやらせてもらっているので、色々挑戦していきたいと思います。

あんさん:
TikTokでの活動を通じて本を出版できたり、「TikTok Creative Festival」でフォロワーさんと直接交流できたり、これまでにもいろいろ夢は叶ってきました。
TikTokは今まで想像しなかったことを叶えてくれる場所なので、今後は、今の私が想像できない夢を叶えたいです!
子供たちや、子供たちと向き合う方を笑顔にするという思いのまま発信は続けていって、ぜひ今の私が想像できないことを、今後はやってみたいなと思います。

企業から個人まで、さまざまな形態で活躍するTikTokクリエイターが集結した今回。まさかのコラボ案!?も登場するなど大きな盛り上がりを見せました。
今後彼らがどんな世界を見せてくれるのか、ぜひアカウントをフォローして日々の活動もチェックしてみてはいかがでしょうか?

「TikTokで、見えた世界。」次回もお楽しみに!

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