夫婦の時が、流れていく♪♪
食器店等の店先で、“夫婦箸”(めおとばし)を見かける事がありますが、この夫婦箸には、どんな意味が込められているのでしょう。
恐らくこんな事でしょう。箸は2本で1組です。長い箸一組が男物。短い箸一組が女物。この男女の箸の組み合わせを夫婦と重ね、夫婦箸と言っているのです。人間、年をとって色々な欲が身体の中から抜け落ちてくると、夫婦の場合、相手への思いやりが逆に強くなってきます。夫婦であることの幸せを、若い時代よりもはるかに深く感じるためではないかと思います。
さて、「夫婦」という熟語の読み方ですが、“ふうふ”、“めおと”の二つあります。読み方としては、いずれも正しいのですが、後者の“めおと”は、熟字訓といわれる読み方で、その熟字だけで意味が伝わるように読み方が当てられているもので、“夫”と“婦”の文字単体では読むことができません。
私には、説明が難し過ぎるので、関心のある方は、サイト「疑問雑学」の中の「夫婦の読み方と意味」 https://zatugaku-gimonn.com/entry892.html
.......を、検索してご覧頂きたいと思います。
それでは、夫婦(ふうふ)という読み方で、話を続けたいと思います。夫(ふう)とは、おっと、成年に達した男子、一人前の男etc.を意味します。また、婦(ふ)とは、連れ合いのある女、成人に達した女子etc.を意味します。夫婦とは、それぞれ成人に達した男女が連れ添っている関係ですね。
我が家でも、若い頃は随分と夫婦喧嘩をしたものです。
何が原因か。今思い出すと、本当につまらない事です。私の、若気の至りと我が儘が主な原因。今となっては、反省しきりですが、結果、感情のぶつかり合いで喧嘩になっていたと思います。
夫婦喧嘩の原因は、だいたいが、実に些細な事が多かった。今、自分自身が年を重ね、妻も同じように年を重ね、相手の事や相手の気持ちを慮る(おもんばかる)ことが出来るようになってからは、喧嘩らしいことはほとんどなくなっています。実に平和で平穏な、夫婦の時間が流れています。